今週のニュース
一週間(7/30〜8/5)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、ソラナ(SOL)エコシステムで発生した不正流出事件について、ソラナ財団がハッキングの原因特定に成功したニュースが最も多く読まれた。
暗号資産(仮想通貨)市場については、ビットコイン(BTC)が一時24,600ドルまで続伸し、週足終値が200週移動平均線を超えたことなどをまとめた1日のレポートが関心を集めている。
このほか、高級ジュエリーメーカーのティファニーが、CryptoPunks所有者向けに初のNFT(非代替性トークン)コレクションをリリースすることを報じた記事に対する注目度も高かった。
今週のニュースランキング
1位:ソラナ財団、ハッキングの原因特定に成功(8/4)
ソラナエコシステムで発生した不正流出事件について、原因を究明。ウォレットプロバイダーである「Slope」の秘密鍵の管理方法に問題があった模様だ。(記事はこちら)
2位:イーサリアム「マージ」後のチェーン分岐の可能性に注目高まる(7/30)
イーサリアム(ETH)がプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行するアップグレード「マージ」が近づくにつれて、既存のイーサリアムマイナーがどこに移行するかに関心が高まってきた。現在のところ、イーサリアムマイナーには主に2つの選択肢がある。(記事はこちら)
3位:JCBA、金融庁に暗号資産の「税制改正要望」提出へ 例年以上に着目される理由(8/3)
日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)は3日、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)と共同で、暗号資産に係る「2023年度 税制改正要望書」を公表。共同記者レクチャーを開催した。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:ビットコイン一時24600ドルまで続伸、週足終値が200週移動平均線を超える(8/1)
週明け1日の仮想通貨市場では、ビットコインは前日比2.16%安の23,418ドルで推移。一時24,666ドルまで続伸し、注目された週足終値は23,322ドルとなり、200週移動平均線のリテストに成功した。(記事はこちら)
2位:金融市場のリスク回避売り強まりビットコイン続落、ハッキングや地政学リスクなど嫌気(8/2)
台湾情勢を巡る米中の緊張の高まりを受け、ビットコインやイーサリアムなど仮想通貨相場が全面安に。チェーン間ブリッジ「Nomad」における大規模ハッキング被害や地政学リスクなどが嫌気された。(記事はこちら)
3位:ビットコイン横ばい、米中の対立先鋭化やソラナウォレットのハッキング被害に警戒感(8/3)
台湾情勢を巡る米中の対立先鋭化やSOLウォレットの大規模ハッキング被害などを受け、混乱が続く仮想通貨市場。ソラナ及びSPLトークンが不正流出した件で警戒感が強まった。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
ティファニー、初のNFTコレクションをリリース(8/1)
ティファニーは1日、CryptoPunks所有者向けに、初のNFTコレクションをリリースすることを発表。NFTの内容が明らかになった。(記事はこちら)
SBI VCトレード、仮想通貨5銘柄の取扱い開始へ(8/1)
国内仮想通貨取引所SBI VCトレードは1日、新たに5銘柄の新規取り扱い開始を発表。これにより、取扱い銘柄は12種類となった。(記事はこちら)
チェーン間ブリッジ「Nomad」でハッキング、WBTCなど200億円相当を損失(8/2)
DeFiクロスチェーンブリッジ「Nomad」で2日未明、約200億円相当の資金が不正に流出したことが明らかになった。主に、ラップドビットコイン(WBTC)、イーサリアム、ステーブルコインのUSDCoin(USDC)が影響を受けている。(記事はこちら)
Magic Eden、イーサリアムNFTに対応へ(8/3)
ソラナ基盤のNFT電子市場大手「Magic Eden」は3日、イーサリアムNFTに対応することを発表。NFTのローンチパッド(一次販売)にイーサリアム基盤のNFTを導入し、ユーザーがETHでミントできるようにする。(記事はこちら)
Poloniexとジャスティン・サン氏、「マージ」後のイーサリアム分岐を支持(8/5)
イーサリアムのマイナーが主導している「分岐(フォーク)コイン」について、海外の取引所Poloniexが初の取引所としてサポートを表明。フォークが実現した場合に派生するコインの配布を約束しており、先行市場も設置する。(記事はこちら)
「ODL」拡大で仮想通貨XRPの取引量が9倍増加=リップル社2Qレポート(8/1)
米リップル社は28日、2022年第2四半期(4-6月)の報告書を発表。仮想通貨市場の概要、XRP台帳の進展状況やXRPの出来高や流通量についてまとめた。(記事はこちら)