詐欺的NFTを焼却
暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)基盤のウォレットPhantomは18日に、「スパムNFT」を焼却する機能を導入したことを発表した。
1/ Today, NFT burning is launching on Phantom across all devices! 🔥
— Phantom (@phantom) August 17, 2022
Safely remove spam and clean up your Collectibles tab, all from right inside the wallet.
As an added bonus, when you burn those unwanted NFTs, you even make some SOL in the process. pic.twitter.com/aHHAyUqldP
Phantomなどのウォレットユーザーには、度々公式を装ったNFTが勝手に送信された事例が見られる。スパムNFTは、ウォレットの資産を抜き取るためにユーザーが偽URLをクリックするよう誘導するフィッシング詐欺の一種だ。Metamaskなどイーサリアム系ウォレットに関しても同様な事例がある。
ユーザーが誤ってスパムNFTのURLを押さないように、Phantomは「バーン(焼却)」する機能を導入。ウォレットでスパムNFTの画像をクリックし、右上にある「バーントークン」のボタンを押せば実施することが可能。また、焼却することによって、スパムNFTが占める「ストレージ」の解放からSOL費用を受け取ることになる。
仮にユーザーがスパムNFTに掲載されたURLを押した場合には、Phantom側から自動的に警告を表示される。今後は詐欺を自動的に探知する機能も導入していくと説明した。
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