Web3事業成長が加速へ
Web3関連企業「Animoca Brands株式会社(Animoca Brands KK)」は26日、株式会社三菱UFJ銀行およびAnimoca Brands Corporation Limitedから61億円(4,500万ドル)を調達したことを発表した。
Animoca Brands株式会社は香港を拠点とするWeb3大手Animoca Brands Corporation Limitedが日本市場におけるWeb3事業を開拓するために昨年10月に設立した日本子会社。
関連:NFTゲーム投資を行うWeb3.0最大手「Animoca Brands」が日本進出 講談社などから11億円を資金調達
三菱UFJ銀行との関係
Animoca Brands株式会社と三菱UFJ銀行の関係については、今年の3月、三菱UFJ銀行がNFTなどのデジタル資産事業に参入するにあたり、Animoca Brands株式会社との協業を検討していることが明らかになっていた。当時は、三菱UFJ銀行はNFT売買時の本人確認(KYC)や資産の保管などの事業も視野に入れており、早ければ年内にもサービスを開始する計画だったという。
関連:邦銀初、三菱UFJ銀行がNFT事業に参入へ アニモカブランズと協業=日経
Animoca Brands株式会社は今回新たに調達した資金の運用について、「新しい資本金をもとに、人気な知的財産のライセンス確保、社内能力の開発、複数のパートナーへのWeb3の採用促進などを継続。ブランドコンテンツの価値と実用性を高めるとともに、日本における安心安全なNFTエコシステム発展を促進していく」と説明している。
関連:Web3大手Animoca Brands、投資ポートフォリオは2,000億円相当