今年3回目の調達か
香港のWeb3大手企業アニモカブランズ(Animoca Brands)はシンガポールの政府系ファンド「Temasek」が主導するラウンドで138億円(1億ドル)を調達したようだ。ブルームバーグが30日に報じた。
今回の調達については「転換社債型新株予約権付社債(旧:転換社債)」によって実施されたものと報道されている。なお、Temasek以外の投資家は現時点では明らかになっていない。
アニモカは今年の1月にLiberty City Ventures主導のラウンドで約4億ドルを調達し、そして7月にも7,500万ドルを調達したばかりだ。
また、シンガポールの政府系ファンドであるTemasekは仮想通貨業界への投資を積極的に進めている。そのポートフォリオには、暗号資産企業Amber Groupやイーサリアム(ETH)レイヤー2ソリューションImmutable Xを開発する豪州発のImmutable社、取引所FTXを運営する企業FTX Trading Ltd.といった知名度の高い企業が含まれる。
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