調達が確実に
香港のWeb3大手企業アニモカブランズ(Animoca Brands)は8日、シンガポールの政府系ファンドTemasekが主導するラウンドで158億円(1.1億ドル)を調達したという先月末の報道について事実であることを発表した。
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ラウンドを主導したのはTemasek、Boyu Capital、GGVCapitalの3社。韓国のMirae Asset ManagementやTrue Global Venturesも参加している。
調達は「転換社債型新株予約権付社債(旧:転換社債)」によって実施されたもので、債券の満期は発行日から3年、それまでには保有者の選択によりいつでも転換できるという。
アニモカは、新たな資金を戦略的買収や投資、人気知的財産のライセンス確保、オンラインユーザーのデジタル財産権促進への取り組みなどの推進に充てていくとしている。
同社は今年の1月にLiberty City Ventures主導のラウンドで約4億ドルを調達し、そして7月にも7,500万ドルを調達したばかりだった。
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