仮想通貨ファンドの需要高まるか
フランスのメガバンク「Societe Generale(ソシエテ・ジェネラル)」は先週、投資顧問会社(アセットマネージャー)向けに仮想通貨の関連サービスを提供することを発表した。
担当するのは、ソシエテ・ジェネラル傘下の証券会社SGSSで、欧州規制に準拠したカストディ・評価人・ライアビリティー・マネジャーに関するフレームワークを提供。サービスの対象は、仮想通貨の投資ファンドをクライアントに提供する投資顧問会社だ。
SGSSのサービスはまずフランス拠点のアセットマネージャーArquant Capital SASに採用された。同社はビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に基づく商品を運用している。
ソシエテ・ジェネラルは仮想通貨・ブロックチェーン分野に早期から携わっている金融大手。昨年10月に大手DeFiレンディングプラットフォームMakerDAOに、DAIローンの提案を提出し今年の8月にDAO投票によって承認された。
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