WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

カルダノ創設者ホスキンソン、XRP有価証券問題で独自の見解 新たな法規制のメリットを強調

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

XRPのエコシステムを高く評価

暗号資産(仮想通貨)カルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は8日、XRPの有価証券問題をめぐる裁判に関し、自身の見解を説明する一連のツイートを投稿した。

最近一番驚いたのは、XRP側のSEC問題に対する私の最近のコメントに対して、XRP側の一部から激しく叩かれていることだ。ここで私はいつも迷うのだが、説明するには常にネットでは欠如しているニュアンスが必要なのだろう。

XRPコミュニティとホスキンソン氏の論争は、ポッドキャスト「Thinking Crypto」での同氏の発言が発端となっている。ホスキンソン氏は「XRPコミュニティは、SECとイーサリアムのインサイダーの間にあからさまな汚職があったという陰謀を捏造しようとした」と発言。証券取引員会(SEC)側の問題だとは考えていないと主張していた。

ホスキンソン氏は、XRPを含む「レイヤー1プロトコルのほとんどは”証券ではない”という立場を常にとっている」とツイート。自身が問題視しているのはリップル社側の弁護方針であり、XRPのエコシステムについては高く評価していることを改めて強調した。

リップル社は、ブラッド、クリス、デビッドや他の誰よりも長生きするエコシステムを作った。私を批判する独立したXRP軍団がいるという事実そのものが、この現実を証明している。この台帳は何十年も価値を取引する可能性がある。

SEC職員への個人攻撃は必要ない

ホスキンソン氏は裁判の焦点とすべきは、SECの職員個人の腐敗ではなく、XRPに証券法の適用が的確かどうかだと主張した。

この裁判のメリットを見出すべきなのは、100カ国以上に何百万人もの独立した参加者がいて、一企業の受託者ではコントロールできないものに対し、「証券規制」を適用することの不条理だ。

リップル社の弁護団が「政府の元・現職員に対する入念な個人攻撃を構築した」と同氏が言及しているのは、2018年当時、企業金融(財務)ディレクターであったウィリアム・ヒンマン氏が、「ビットコインとイーサリアムを有価証券と分類しない」という発言の背景である。

ヒンマン氏がSEC就任以前にパートナーを務めていた法律事務所が、エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス(EEA)のメンバーであったことから、米国の人権団体が、同氏に利益相反の可能性があると指摘した経緯がある。

リップル社の裁判では9月末に、ヒンマン氏の講演関連の内部文書提出について、度重なるSECからの異議申し立てが却下されたばかりだ。リップル社はこの文書が「XRPが有価証券である」というSECの主張を覆す鍵となると見ている。

関連:リップル裁判、内部資料提出に対するSECの異議申し立てを裁判所が却下

ホスキンソン氏は「汚職の疑惑を分析すると、イーサリアムもSECから訴えられるべきだったが、人間関係のおかげで訴えられなかったことを示唆しているようだ」とコメント。不正に対して憤るのは簡単だが、問題解決にはつながらないだけでなく、協力関係も傷つけてしまい、解決のための選択肢を減らしてしまうと批判した。

根本的な原因解決には新たな法律が不可欠

ホスキンソン氏は、業界が共に築こうとしている新たな経済が発展するためには「ゲームのルールを変えることが理にかなっている」と主張。仮想通貨に特化した「オーターメイドの規制」がなければ、規制当局は、正当性があるかどうかに関わらず、既存のルールを「適当に適用するだけ」になってしまうと警告した。

そして、「裁判所は法律の穴埋めの代わりにはならない」と述べ、「確実性を望んでいるなら、新たな法律を制定することが必要」であり、今こそがそのチャンスだと締めくくった。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/11 土曜日
13:30
イーサリアム、温室効果ガス排出量を99%以上削減
ケンブリッジ大学オルタナティブ金融センターは、PoS移行後の仮想通貨イーサリアムが電力需要を大幅低下させ、温室効果ガス排出量が99%以上減少したとする報告書を公表した。
12:00
規制はコストではなく「堀」、NERO Chain創業者に聞く2026年のWeb3業界
WebX2026プラチナスポンサーの豪州発レイヤー1「NERO Chain」創業者Jake Stolarski氏に取材。規制対応を強みとする金中心のRWAトークン化と、規制を「堀」と捉える2026年のWeb3市場観を聞いた。
11:35
ソラナ初期クジラ、23億円相当SOL盗まれたか
オンチェーン調査者のZachXBT氏は10日、ソラナのジェネシスブロック配布に関連する初期クジラのウォレットから約18万900SOLが盗まれた可能性があると報告した。一部はイーサリアムにブリッジ転送されたという。
10:20
ビットコイン6.4万ドル台へ上昇、現物主導の買いと原油安が追い風|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは7月10日から11日朝にかけて上昇した。7月初旬には一時5万7,000ドルまで下落し、年初来安値を更新していたが、足元では6万4,000ドル台まで回復。
10:05
ジーキャッシュ、ZEC偽造脆弱性対応の「Ironwood」アップグレードで実施日程公開
プライバシー仮想通貨ジーキャッシュがOrchardプールの脆弱性に対応する『Ironwood』アップグレードの実施日程を発表。フルノードのZebra移行も並行して進む。
09:40
米住宅法、CBDC禁止条項含み自動発効へ トランプ大統領署名拒否
トランプ大統領が米住宅法への署名拒否を表明した。法案は11日深夜に自動的に法律となり、連邦準備制度理事会によるCBDC発行を2030年末まで禁止する条項も発効する。
08:35
SKハイニックスのトークン化株式がソラナで取引開始、米ADR上場と同時に
韓国の半導体大手SKハイニックスが10日、米ナスダックにADR上場。約280億ドルの調達額は2014年アリババIPO以来最大の外国企業上場規模で、同日ソラナ上でもトークン化株式の取引が始まった。
07:15
AIエージェントで新たな取引体験の実現へ、ビットバンクが実証実験開始
仮想通貨取引所ビットバンクは、AIエージェントを通じた新たな取引体験の実現に向けて実証実験を開始。実証実験の背景や内容、将来的な目標について説明している。
06:55
米上場エンペリー・デジタル、AIデータセンター資金調達のため1400BTC売却
米ナスダック上場のエンペリー・デジタルが5月7日以降にビットコイン1,400BTCを売却し、約8,710万ドルを調達した。AIデータセンター投資や債務返済に充てる方針で、7月10日時点の保有残高は1,514BTCとなった。
06:25
暗号屋、銀行振込対応のステーブルコイン決済「すてぶるペイ」を発表
合同会社暗号屋は10日、銀行振込でステーブルコイン決済を実現する「すてぶるペイ(STBLpay)」を発表した。利用者はウォレット不要、加盟店は与信審査なしで導入でき、7月開催のWebX2026でもデモ展示を実施する。
05:55
英大手銀、2026年末ビットコイン10万ドル予測を維持
英スタンダードチャータードが2026年末ビットコイン価格10万ドルの予測を維持した。ストラテジーのBTC売却を「ノイズ」と評価し、同社が優先株担保へ戦略転換しているとの見方を示した。
05:00
USDC発行企業サークル、信託銀行設立の最終承認を取得
米ステーブルコイン発行大手のサークルは10日、米通貨監督庁から国法信託銀行の設立最終承認を受けた。デジタル資産の機関向けカストディ提供と、将来的なUSDCの準備資産管理を計画中。
07/10 金曜日
19:01
片山金融相、仮想通貨ETFの国内解禁に改めて意欲
片山さつき財務・金融担当相がQUICKセミナーで仮想通貨ETFの国内解禁検討を表明。仮想通貨を金融商品と位置付ける金商法改正案は参院審議中で、成立すれば2027年度施行の見通し。SBI証券・楽天証券は仮想通貨投信の販売準備を進める。
18:00
OKJ、カントンコイン(CC)取扱い開始予定 板取引でのCC取扱いは国内初
OKJが7月15日、カントンコイン(CC)の取扱いを開始予定で、対応暗号資産は54種類に。板取引での提供は国内初。Canton NetworkにはGoldman Sachs等大手金融機関に加え、SBIグループのSBIデジタルアセットホールディングスも運営参加している。
17:03
メタプラネット・JPYCら4社、デジタルクレジット共同検討
メタプラネットとJPYC、Progmatなど4社が、ビットコインとステーブルコイン、セキュリティトークンを組み合わせたデジタルクレジット領域の共同検討を開始した。中堅企業の資金調達課題や「Project NOVA」構想との関係を解説する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧