WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン下落止まらず、経済学者が見る今年最高値更新が難しい5つの理由とは|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
仮想通貨市場は、今年一番の特大ニュースとされた「ICEによる仮想通貨関連の新会社Bakktの立ち上げ」の発表があったものの、下落に歯止めが効かず、弱気相場が継続している。このような状況の中で、仮想通貨で有名な経済学者がBTCが年内新たな最高値更新が難しい5つの理由を説明した。

仮想通貨市場

仮想通貨市場は6日、4日から5日にかけて下落した相場が一服し、再度値を戻し始めたものの、依然弱気市場の流れの払拭とまではいきませんでした。

週末の流れとして最も注目されたのは、ビットコインのファンダメンタルズ要因で、今年一番の特大ニュースとされた「ICEによる仮想通貨関連の新会社Bakktの立ち上げ」であり、日本時間金曜日の夜、米国の法定通貨USD建取引を中心に価格が上昇に転じました。

しかし、結果として発表から4時間ほどで、相場は反落、大きなファンダメンタルズ要因も、弱気相場の流れにかき消される形で、相場への良い影響を見ることはできませんでした。

その後、一時的なボックス相場を抜けると、ビットコインはさらなる価格下落を継続させ、7月30日から16%のマイナス、日本円で14万円強の急落を見せ、現在も相場の転換の兆しは見えていません。

ICEのニュースはなぜ相場に影響しなかったか?

ICEのニュースが大きく相場に影響しなかったと考えられる点は2点あるので、簡単にまとめます。

ICEの動きに懐疑的な意見も多く見られた

本日公開した「ICEによる影響」でも取り上げましたが、ウォール街にて長年経験を積んだCaitlin Long氏は、この提携が、仮想通貨の金融化におけるもろ刃の剣であると主張しました。

仮想通貨の金融化は、流動性を飛躍的に高めることができるとする一方で、現物流通量以上に、紙信用の方がより多く発行された場合、現物の実際価値が下がる仕組みである「Circulation Credit」を引き起こす可能性があると言及するなど、話題となりました。

大口の動きの活発化

一般投資家の関心が低下し、取引高が減る一方で、OTC取引市場が2〜3倍の規模になっている現状が多くの海外メディアで報道されています。

通常取引の出来高減少、またOTC取引の出来高の巨大化により、OTCが全体相場への影響を肥大化させている可能性があると危惧されています。

つまり、ファンダメンタルズ要因の相場への影響が軽減されているかもしません。

経済学者が語る:BTCが年内新たな最高値更新が難しい5つの理由

「知る人ぞ知る」仮想通貨インフルエンサー/経済学者Tuur Demeester氏は、2017年年末に見た熱狂的な2万ドル相場は2015年8月(200ドル以下)から開始したため、再度同じ相場を見せるにはそれ相当の年月(当時は30ヵ月)はかかると思ったほうがいい、と強調しました。

Demeester氏は、BTCの長期的相場には強気ですが、「2018年はマーケットの分かれ目となるのだ」と、 Mediumの公式ブログで書いています。

そして、以下のように、5つの理由を挙げました。

1.相場が低調している中、マイニングハッシュパワーが上がり続ける状況で、マイニングマシンはより高価となり、マイナーは設備の更新に追いつかず、結果、マイニングした通貨を売りに出すことになり、市場流通量が上昇する。

2.取引高は、相場ピーク時より下回っている。

3.個人投資家は興味が薄れつつある。Gallupアンケート結果によると、0.5%以下のアメリカ人しか近い将来、BTCを買う予定はない。

4.仮想通貨投資に関わっている機関投資家は、OTCマーケットでロングまたはショートポジションを好きなように行い、相場を狂わせている。

5.Demeesterが、ビットコインETFの年内実現は難しいと考えているが、仮に実現出来たら、相場は黄金相場のように右肩上がりすると予想。

CoinPostの合わせて読みたい関連記事

今年最大とされるビットコインニュース「ICE」による影響|専門家の意見は?
米NY証券取引所を子会社に持つICEが、仮想通貨関連の新会社「Bakkt」を立ち上げると発表、スターバックスとの提携が注目を浴びているが、同社広報は、コーヒーをビットコインで購入するサービスではないと否定した。実際にこのニュースはどのような影響が考えられるのか?
ビットコインETF認可が金ETF相場を踏襲する場合、500%暴騰の可能性を示唆|TotalCryptoが分析結果を発表
仮想通貨専門家であり、トレーダーのTom Alford氏が運営する、仮想通貨情報サイト、TotalCryptoで公開された分析にて、米証券取引委員会(SEC)がビットコインETFを認可した場合、実に300日間で+500%という驚くべき価格の暴騰につながる可能性があるという調査結果が報告された。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

仮想通貨関連銘柄では、しばらく軟調だったグノシー(6047)が、4.63%高と7営業日ぶりに反発。

一方で、GMOグループ(9449)は、決算を控えて6.78%安。6月8日に付けた高値3,030円から、本日終値の2,186円まで大きく売られています。

ここ数ヶ月、ビットコインの価格が低調に推移していることで、仮想通貨及びマイニング事業の収益が悪化しているとの見方もあることから、警戒されている可能性も考えられます。

海外の事例では今年3月、米国の独立系調査会社が、ビットコイン価格と独自のマイニングモデルによる概算結果を照らし合わせ、現在ビットコインはマイニングによる採算が釣り合わないほど価格が低下していると指摘しました。

(1)装置にかかるコスト

(2)電力代

(3)マイニング機器冷却装置の維持コスト

をはじめとした諸経費を計算し、上記ケースでは損益分岐点を「8038ドル(約89.5万円)」に設定しているとされます。

(*注 GMOマイニング事業の採算ラインではありません)

有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。

CoinPostの関連記事はこちら↓

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。
ビットコイン価格下落でBTCマイニング収益が激減・稼働停止の価格ラインは?
米国の独立系調査会社が、現在のビットコイン価格と独自のマイニングモデルによる概算結果を照らし合わせ、現在ビットコインはマイニングによる採算が釣り合わないほど価格が低下していると指摘しました。
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/10 月曜日
15:50
英当局、金トークン化で大手銀行と協議=FT報道
英FCAとイングランド銀行が5月公表の文書で、トークン化した金を担保に使う検討に言及していた。FT報道によると、FCAは大手銀行と個別協議を進め、数カ月以内に金に特化した規制方針を示す見通しだという。
15:17
CMEヘッジファンド、ビットコイン先物で稀な買い越しに=アナリスト
CryptoQuant CEOのKi Young Ju氏が10日、CME上のヘッジファンドがビットコイン先物でネットロングに転換したと指摘。ベーシス取引による構造的ショートが崩れた稀な動きで、強気転換のシグナルとして注目される。
13:51
米上場Empery Digital、1635BTCのビットコイン売却
米ナスダック上場のエンペリーデジタル(Empery Digital)が7月1日から8月6日にBTCを1,635BTC売却したと10-Qで開示。担保954BTCを除く非拘束BTCは325BTCまで減少し、6月末比76%減となった。AI事業への追加出資リスクも残る。
13:27
「クラリティー法不成立でも仮想通貨業界は前進可能」グレースケール分析
グレースケールは、クラリティー法が不成立でも仮想通貨市場の発展は続くと分析している。一方で法制度が整わなければ投資や起業が海外に流出するリスクを指摘した。9月の上院採決が最初の関門となる。
12:59
ビットコインの新規ウォレット数が過去一年で最高水準
ビットコイン自己管理型ウォレット「コールドカード」からの資金盗難を受けて、ビットコインの新規ウォレット作成数やアクティブウォレット数が急増している。
11:24
米納税者の仮想通貨申告、32%から56%にとどまる=研究
仮想通貨を保有する米国内納税者の申告率は32%から56%にとどまるとの推定も。米IRSは仲介業者による申告様式「1099-DA」提出を2025年分から義務化し、業者報告との不整合が税務調査の焦点になるとみられる。米CNBCが報じた。
10:31
サムスン電子、今年中にウォレットへステーブルコイン導入=報道
サムスン電子は今年中、一部国でウォレットへステーブルコインの口座開設・海外送金・決済機能を導入すると表明。米サンドマークの取材に書面で回答し、7月のGalaxy Unpacked構想に初めて導入時期を示した。既存機能との違いも解説する。
09:37
ビットコインBIP-110分岐、セイラー氏「フォークに意味なし」
仮想通貨ビットコインは8日、「BIP-110」を支持するチェーンが少数派で分岐した。「BIP-110」への賛成はわずか2.5%にとどまり、大半の採掘者は既存ルールを支持している。
08:34
RWA取引高、無期限先物DEXで7月過去最高=CryptoRank
クリプトランクの調査によると、無期限先物DEXでの7月のRWA取引高が月間約1,410億ドルの過去最高を記録。前月比約19.5%増で、株式の比率が51.1%に上昇したという。年初来の伸びと注目材料を整理する。
07:50
キャシー・ウッドCEO、米雇用統計後も強気 ビットコインへ期待表明
アークインベストのキャシー・ウッドCEOが8月9日、雇用統計を受けても景気認識は強気と表明。デフレ懸念やドル指数、原油安を指摘し、ビットコインとステーブルコインをエージェント商取引の受益者に挙げた。
08/09 日曜日
11:30
ビットコイン1020万円台で上げ渋り、CPIと利上げ観測が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は対円で1020万円台に持ち直すも上げ渋りが続く。米CPIと利上げ観測、中東情勢を巡る原油動向が目先の相場の方向感を左右する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(8/7)|スペースX決算・相場分析・金融庁の規制対応のまとめ
今週は、スペースXの上場後初の四半期決算、アーサー・ヘイズ氏やクリプトクアントなどによる仮想通貨ビットコインなどの相場分析、金融庁の規制対応に関する記事が関心を集めた。
08/08 土曜日
14:00
ブラジル中銀、仮想通貨送金に最大24時間の遅延義務付け
ブラジル中銀は8月7日、詐欺対策として一部の仮想通貨送金を最大24時間遅延させる新規則を発表した。来年施行され、1万ドル超の海外仮想通貨企業や自己管理ウォレットへの送金が対象となる。
13:00
ロシア当局、ウクライナ発詐欺に関与した違法仮想通貨交換所を摘発 20人超拘束
ロシア当局がモスクワ・シティで違法な仮想通貨交換所9カ所を摘発し20人超を拘束した。ウクライナ拠点の詐欺で盗まれた資金の送金に利用されていた。
11:20
サークル、USDCとCCTPをXレイヤーに導入
ステーブルコイン発行企業サークルが、USDCと相互運用プロトコルCCTPをOKXのXレイヤーに導入したと発表した。仮想通貨取引所OKXの利用者はドル建て資産のクロスチェーン移動や分散型金融での活用が可能になる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧