機関投資家向け
仮想通貨最大手バイナンスは16日、アラブ首長国連邦を構成する首長国であるアブダビ首長国から仮想通貨カストディのライセンスを取得したことを発表した。
ライセンスを与えたのは、アブダビ・グローバル・マーケットの金融サービス規制庁。バイナンスは今年の4月にすでに同庁からデジタル資産の仲介ライセンス(原則としての認可)を確保済みだった。なお、ドバイ当局からもライセンスを取得している。
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バイナンスNFT x OpenSea
バイナンスが運営するNFT電子市場「Binance NFT」は17日、多くのOpenSeaコレクションを導入するなど複数の機能アップグレードを明らかにした。
OpenSeaからの導入については、トップ200のERC721コレクションに接続し対応開始。また、BNB・ETH・BUSD価格表示でNFTコレクションをフィルターする機能などUI/UXの大規模な改善も図っているという。
事業再生ファンドに関心大か
バイナンスのCZ CEOは16日、14日に発表された業界復興のための「リカバリー(事業再生)ファンド」の設立について、「多くの業界プレイヤーから興味が示されている」と発言した。具体的な金額などの詳細はまだ定かではない。