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Gala Gamesの分散型ソーシャルメディア基盤「Rep」、ノードライセンスの一般販売開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「Rep」ノード権の一般セール

Web3ゲームのエコシステム開発に取り組むGala Gamesは5日、同社の新プラットフォーム「Rep」のノードライセンスの一般販売を開始した。

Repは、Gala Gamesが構築する独自のブロックチェーン「GalaChain」上で稼働する分散型ソーシャルメディア基盤。報酬構造など独自のトークノミクスを備え、ユーザーが管理する独立ノードネットワークで運用される予定だ。

このノードライセンス販売は、GalaChainエコシステムの成長と多様化を目的としている。ノードオーナーは、Repプラットフォームのデータ処理や計算タスクに貢献し、その努力に応じた報酬を得られる仕組みが設けられている。

販売の詳細については、早期購入者向けの販売は9月1日からスタートしており、一般販売は日本時間9月5日午前4時に開始された。価格は早期購入が2,000ドル、一般販売が2,500ドル(約37万円)で、提供されるライセンス数は5,000個に限られる。なお、購入したノードライセンスの返金や譲渡はできないが、今後はNFT(非代替性トークン)として取引できる可能性がある。

Repプラットフォームが成熟するにつれて、ノードの需要も高まってくると考えられる。5,000ライセンスはプラットフォームの初期段階での設計であり、将来的にはデータホスティングの要求が増加するにつれ、さらなるノードライセンスが市場にリリースされる予定だ。

年内にはRepのプロトタイプバージョン(V1)がローンチする予定で、先進的なジオロケーション技術とゲーミフィケーション要素を組み合わせた「宝探し」機能の実装が計画される。この機能は、「ポケモンGO」にインスピレーションを得ており、AR(拡張現実)テクノロジーを活用したリアルワールドでの探索活動が可能になる。

関連:Gala Games、ソーシャルメディアプラットフォーム「Rep」を年内公開へ

Gala Gamesとは

Gala Gamesの分散型エコシステムは、現在既に1.6万人以上のプレイヤーが運営するノードによって支えられている。ゲーム内アイテムの所有権やプラットフォームの発展方向について、プレイヤー自身が意見や決定権など、エコシステムをコントロールする権利をプレイヤー自身が取り戻す仕組みの構築を目指している。

Repプラットフォームのユーザーは、Gala Gamesの他の製品、例えば「タウンスター」や「スパイダータンク」などの人気Web3ゲームにも容易にアクセスできるようになる。Gala Gamesは、またGala FilmやGala Musicなど、多角的なデジタルエンターテインメントプラットフォームを展開している。

Gala GamesはRepを基盤とした新しいコミュニケーションプラットフォーム「Gala Friends」の構築しており、近日中に詳細の発表が予定されている。

今年5月、Gala Gamesは自社の暗号資産、GALAトークンをアップグレード。「GALA(v2)」トークンは、既存のトークンホルダーに自動で配布され、バーンメカニズムの改良、セキュリティの強化、将来のアップデート機能等が追加された。

GALA(v2)トークンは、Gala Gamesエコシステム内でのデジタル商品の取引やゲーム内アイテムの購入など、多様な用途で使用されるユーティリティトークンである。

関連:Gala Games、GALAトークンの改良版「GALA(v2)」を23年5月にリリース

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