CoinPostで今最も読まれています

Gala Games、ソーシャルメディアプラットフォーム「Rep」を年内公開へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ゲーム+ソーシャルネットワークの「REP」

Web3ゲームのエコシステム開発に取り組むGala Gamesは、Galaチェーン上でゲームと組み合わされた独自のソーシャルネットワーク「REP」のプロトタイプ(V1)を立ち上げる計画を発表した。

Repは、最先端のソーシャル機能でGala Gamesのユーザー体験を向上させることを目的としている。ゲームプレイヤーが集まり、交流を図るコミュニティの中心地としても構想されている。

プロトタイプでは基本的なSNS機能と、後述するゲーミフィケーション機能のみの実装となるが、V2ではプロフィールにウィジェットを追加し、マーケットプレイスで売買することが可能になるなど、プロフィール画面のカスタマイズを強化することができるようになる。最終的には完全なオープンソース化を目指すという。

Repのメッセージ機能は匿名性が高く、ブロックチェーンによって完全に暗号化されるため、安心して利用することができる。

NFTマーケットプレイスは大きな特徴の一つだ。Galaプラットフォームに統合されているため、NFTを簡単に取引可能となる。

ゲーミフィケーションの「トレジャーハント」機能では、スポンサーが任意のアイテムを“宝箱”の中に入れて、プレイヤーがそれを探すといったトレジャーハンティングイベントの開催も念頭に置かれている。中身のデジタルアイテムは、対応したゲーム内ですぐに利用や取引ができるようになる。

さらに、チュートリアルの共有、ライブストリーミング、eスポーツ大会などの機能も搭載される見込みだ。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

▶️仮想通貨用語集

ARのトレジャーハンティング機能を搭載

年内に発表予定のREPプロトタイプ(V1)では、このうち、基本的なSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)機能とゲーミフィケーションの要素として、主要パートナーがスポンサーや賞品を用意する形での「宝探し」機能が提供される。

この宝探しは「ポケモンGO」のようにAR(拡張現実)を使って、現実世界の中で宝箱を探すというものだ。

宝箱を提供する側は、コマンドセンターの世界地図から、どこにでも宝箱を配置することが可能だ。宝箱にはあらゆる種類の情報、メッセージ、画像、ビデオ、NFT、トークンなどを入れておくことができる。

プレイヤーは、宝探しのアプリケーションに入り、SSO(シングルサインオン)でログインすると、すぐにGalaチェーンのアドレスを入手することが可能だ。簡単にアドレスを取得できることで、将来的に多くのユーザーをGalaチェーンのエコシステムに引き込むことも期待されている。

まもなくノード販売

Gala Gamesはまもなく、ゴールドメンバーを対象として、Repノードの限定販売を行うとしている。ソーシャルメディアによる大量のデータ生成や、グローバルな宝探しなど、様々な機能をサポートするために、Rep独自のノードを立ち上げる形だ。

Gala Gamesのチームは、ノード・ライセンスの購入は利益を生み出すような「投資」ではなく、REPエコシステムが資金を調達するのに役立つ「貢献」と捉えられると説明している。

なお、報酬を獲得するには、規約に従って操作を行う必要がある。

ノードとは

ブロックチェーンのネットワークに参加しているコンピューター機器を指す。パソコンだけでなくスマートフォンなどの機器も含む。広義には、ブロックチェーン・仮想通貨以外の分野でも、「情報ネットワーク上の機器」等の意味で利用されている。ブロックチェーン上のノードには、取引の承認を行うマイニング主体のノード、ウォレット機能を主体とするノードなどいくつか種類がある。中央管理者がいなくてもノードが存在するため、ブロックチェーンは安全に機能している。

▶️仮想通貨用語集

Rep公式サイト:https://rep.run/

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/05 日曜日
19:00
ふるさと納税受入額が約1兆円に、最新人気自治体ランキングTOP10
自治体のPR活動や魅力的な返礼品の充実により、受入額と受入件数は増加し続けています。本記事では、「ふるさと納税の寄附額の推移」や「人気の自治体ランキングTOP10」「ビットコインを受け取る方法」の3つを解説しています。
16:00
ふるさと納税とは|投資利益に対する税金を軽減できる仕組みを解説
ふるさと納税とは、応援したい自治体の活性化や地域振興を促すことを目的として、その自治体に「寄附」をする制度です。寄附額から2,000円を差し引いた全額を、所得税や個人住民税から控除され、自治体が定めた返礼品を受け取れます。
12:00
Phantomウォレット使い方、ソラナを使ったポイ活(エアドロップ)の始め方・セキュリティ対策
この記事ではソラナの主要なPhantomウォレットで、暗号資産(仮想通貨)のポイ活(エアドロップ)の始め方。リスクと安全対策を解説します。新規ウォレットの作成方法から、詐欺の事例、セキュリティ対策までを網羅。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|個人マイナーのBTC採掘成功に高い関心
今週は、仮想通貨ビットコインについて、個人マイナーのブロック生成成功、米マイクロストラテジーの買い増し、ARKのキャシー・ウッドCEOによる価格予想に関するニュースが最も関心を集めた。
05/04 土曜日
19:00
「Web3.0 - 分散型テクノロジーの未来」Gavin Wood(ギャビン・ウッド)氏講演レポート
この記事では、Gavin Wood(ギャヴィン・ウッド)氏の「Web3.0 - 分散型テクノロジーの未来」東京大学とMbSC2030共済の講演をレポート。社会での「真実」と「信頼」の役割や分散型社会の構築についての洞察、CBDCや経済分散化の討論を紹介します。
16:00
FXの「スワップポイント」とは|概念や特徴、おすすめ運用方法も解説
スワップポイントとは、2カ国間の通貨の金利差によって発生する利益または損失のことを指します。ポジションを保有する日数に応じて毎日発生し、仮想通貨のパッシブインカムに似たインカムゲインを期待できます。
12:00
米ブロック社1Q決算発表、DCAでビットコインを毎月購入へ
米ブロック社は2024年第1四半期(1~3月)の決算を報告。ビットコイン製品収益の10%で毎月ビットコインを購入する戦略も発表した。
12:00
ドージコインとシバイヌ 国内取引所の選び方・買い方、投資のポイント
代表的なミームコイン、ドージコイン(DOGE)とシバイヌ(SHIB)を取り扱う、おすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所を紹介。購入方法や今後の注目点、投資に役立つ詳細を解説。
10:00
「ソラナは第3の主要仮想通貨になる」フランクリン・テンプルトン見解
フランクリン・テンプルトンは、仮想通貨ソラナについてのレポートを発表。ビットコインとイーサリアムに続く第三の主要トークンになるとしている。
09:00
M・セイラー氏、ETHやSOLは有価証券であると主張
仮想通貨ビットコインを大量保有するマイクロストラテジーのマイケル・セイラー会長は、イーサリアムなどのアルトコインは証券に該当すると主張。それらの銘柄の現物ETFは米国で承認されないだろうと述べている。
07:50
GBTCに約100億円の資金、1月デビュー以来初の純流入 
GBTCはローンチ以来78日連続ですべて純流出だったが、今回はデビュー以来初の純流入となった。
06:30
米4月予想外の失業率上昇、ビットコイン63000ドル台回復
仮想通貨ビットコインは4日、米国の4月雇用統計結果が予想を下回ったことでドル安が進行し、NYダウなどの主要株価指数の上昇に連動して63,000ドルの大台を回復した。
05/03 金曜日
16:00
FSL開発の次世代ブロックチェーンMMOゲーム「Gas Hero」とは
Gas Hero(ガスヒーロー)とは、日本でもブームになったフィットネスアプリ「STEPN」を生み出したFind Satoshi Lab(FSL)が開発・運営し、2024年1月3日にリリースされたNFTゲームです。エコシステムの暗号資産(仮想通貨)はGMTを基盤としています。
15:00
コインベースQ1決算報告、総収益は前期比72%増の2500億円
米大手仮想通貨取引所コインベースは、2024年第1四半期(1月~3月)の決算報告書を公開。総収益は前期比72%増の16億3,700万ドル(2,507億円)で、前年同期の7億7,200万ドルと比較すると2.12倍と好調な滑り出しとなった。
14:20
金融大手BNPパリバ、ブラックロックのビットコイン現物ETFへの投資が判明
金融大手BNPパリバがブラックロックのビットコイン現物ETFを購入していたことが分かった。ブラックロックは今後新たな流入の波を予測している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア