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ビットコインETF承認時期に有識者見解、TONなど複数プロジェクトの資金調達|5日朝の重要速報まとめ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

5日(木)朝の重要速報まとめ

日本時間朝方までの仮想通貨関連注目ニュースをまとめている。

ブラックロック元取締役がビットコインETF承認を期待(注目度:★★★☆☆)

米ブラックロックの元マネージング・ディレクターSteven Schoenfield氏はロンドンのデジタル資産関連イベントで、米証券取引委員会(SEC)が現物型ビットコインETFを承認するまでに「3ヶ月から6ヶ月かかる」と予測した。Schoenfield氏は現在、MarketVector IndexesのCEOを務めている。

同じく元ブラックロック取締役のMartin Bednall氏(現Jacobi Asset ManagementのCEO)が「SECはおそらくすべてのETF申請を同時に承認するだろう」とコメントした際に発言した内容だった。Schoenfield氏は以前、承認まで「9~12カ月」かかると述べていたが、「申請リスト全体を完全に却下するのではなく、パブリックコメントを求めている。SECが敗訴したグレースケール訴訟もあり、GBTCのETFへの転換を認めざるを得なくなる可能性が高い」としてSECが最近ETF申請に対する判断を先延ばしにしたことがこれまでの規制当局による遅延戦術とは異なると指摘した。

関連SECがビットコインETFの審査判断を来年1月まで延期

なお、ブラックロックも現物型ビットコインETFを申請している企業の1つだ。

関連「米SECはビットコイン現物ETFの承認を避けられない」クレイトン前委員長が見解示す

TON 取引所MEXCから8桁調達(注目度:★★★☆☆)

テレグラム関連のL1ブロックチェーンプロジェクト「The Open Network(TON)」は仮想通貨取引所取引所MEXCのベンチャー部門から8桁(千万ドル単位)調達したことが報じられた。

TON財団とMEXCは出資に伴い、参入障壁を低くするためのWeb3アクセシビリティ促進戦略でパートナーシップを締結し、MEXC取引所がそのプラットフォームに上場されているTON基盤のプロジェクトにマーケティングサービスとプロモーションを提供。

なお、パートナーシップの一環としてMEXCベンチャーズは、自律プロトコルMegaton Finance、GameFiプラットフォームTONPlayといったTON基盤のプロジェクトへの継続的な支援に加えて、ミニアプリへの資金提供も継続するという。

関連テレグラム、TON基盤の仮想通貨ウォレット「TON Space」を正式リリース

a16z、Blackbirdの2,400万ドル調達を主導(注目度:★★★☆☆)

大手VCのa16zは新たに、Web3レストラン・ロイヤルティアプリ「Blackbird」の2,400万ドルシリーズA調達ラウンドを主導した。a16zの他、QED、Union Square Ventures、Shine、およびレストラングループのQuality Branded、Rustic Canyon Group、Soulva、Brooks Reitzも参加している。

Blackbirdはレストランにリピーターを増やすことで収入を増やす方法を提供することを目指す。このアプリは、顧客の来店頻度に加え、好き嫌いや席の配置といった客の好みを追跡できる。来店を繰り返すことで顧客はレベルアップし特定の特典を利用できるようになる。なお、顧客に独自の仮想通貨で報酬を付与し、食事やその他のレストランの報酬と交換することもできるという。

ソラナ基盤Convergence RFQ、250万ドル調達(注目度:★★★☆☆)

ソラナ基盤の取引プラットフォームConvergence RFQはプレシードラウンドで250万ドルを調達した。主導したのは、C² Venturesで、Big Brain Holdings、Israel Blockchain Association、Auros Global なども出資している。

このプレシードラウンドは昨年半ばから資金調達を開始し、今年6月にクローズしたもの。完全に希薄化された評価額は3,000万ドルで将来のトークンリリースに関する合意だったという。

Convergence RFQは現在ソラナ(SOL)上で構築を進めているが、将来L2のArbitrumでローンチすることも検討している。ソラナでのローンチは来月上旬に予定しているという。

Convergence RFQは、現物およびデリバティブ取引に対応するプラットフォーム。RFQ(Request for Quoteの略)とは、買い手が売り手に価格提示を求める方法である。The Blockの解説によると、この方式は、中央集権型取引所が採用するセントラル・リミット・オーダー・ブック(CLOB)方式や分散型取引所が採用する自動マーケット・メーカー方式(AMM)とは異なる。また、共同創設者のCerron氏によると、RFQはマーケット・メーカーやトレーディング・デスクが競争力のある価格提示を提供し、取引実行前にエクスポージャーをコントロールしスリッページやフロントランニングなどの課題を解決するのに役立つという。

昨日の見逃し配信 (注目度:★★★★☆)

マネックスとドコモが提携

マネックス証券は4日、NTTドコモ及び親会社であるマネックスグループとの間での資本業務提携締結を発表した。2024年1月4日(予定)以降、マネックス証券の連結会計上の親会社はNTTドコモに変わることになる。 (記事はこちら

Zaifの新規取り扱い銘柄

仮想通貨取引所のZaifは4日、韓国のブロックチェーンゲーム専門会社MARBLEX(マーブレックス)社が発行した暗号資産「マーブレックス(MBX)」の取扱い計画を発表した。(記事はこちら

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注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/09 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、リップルの770億円調達やジーキャッシュ高騰の背景分析など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
週明けから急落のビットコイン、相場復調の前提条件は?|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン相場は続落の見通し。AIバブル崩壊や景気後退懸念から1560万円周辺まで下落。ただし短期筋の97%が含み損となっており、下値余地は限定的との指摘も。bitbankアナリストが今後の展望を解説。
11:00
週刊ニュース|金融庁の仮想通貨ETF関連デリバティブ国内提供への見解に高い関心
今週は、暗号資産ETF関連デリバティブの国内提供に対する金融庁の見解、ビットコインの10万ドル割れ、仮想通貨の最新市場分析に関する記事が関心を集めた。
11/08 土曜日
13:55
JPモルガンのビットコインETF保有量、3ヶ月間で64%増
JPモルガンが第3四半期にブラックロックのビットコインETFを207万株追加し、保有総数は528万株となった。6月から64%増加。
13:30
イーサリアムのバリデータ参加待ちが増加 将来性への信頼高まり示すか
仮想通貨イーサリアムのバリデータ参加待ちが増加している。The Blockが長期視点の投資家増加が示唆されると指摘した。ステーブルコインのインフラとしての期待も高まっている。
11:30
「ビットコインは重要なサポートレベル付近で推移」CryptoQuantレポート
CryptoQuantが最新市場レポートで、仮想通貨ビットコインが10万ドル付近の重要サポートレベルで推移していると指摘した。複数の指標から現在の状況を分析している。
11:20
ストラテジー、STRE優先株を1株80ユーロで価格設定 1100億円調達予定
ストラテジーが10%利回りのSTRE優先株を1株80ユーロで発行し、7億1500万ドルを調達する予定。当初計画の2倍超となる775万株を発行し、資金はビットコイン取得に充てられる見込みだ。
10:12
ビットコイン再び10万ドル割れ、USDXデペッグがDeFiに波及し信用不安広がる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは5日以来、再び一時10万ドルを割り込んだ。ステーブルコイン「USDX」の担保不足によるデペッグ(乖離)が複数のDeFiプロトコルに波及し、市場全体に信用不安を広げた。
09:50
トランプメディア、第3四半期に84億円の赤字、保有ビットコインの価値は73億円減
トランプメディアが第3四半期に5480万ドルの純損失を計上し、3四半期連続の赤字となった。保有ビットコインの価値は4800万ドル減少したが、オプション収入で1530万ドルを獲得。
09:35
カザフ、最大10億ドルの仮想通貨準備基金設立へ 2026年初頭立ち上げ予定
カザフスタンが最大10億ドル規模の国家仮想通貨準備基金を2026年初頭までに設立する。押収資産と国営マイニング収益を原資としてETFや関連企業に投資する方針だ。
08:25
XRP保有企業エバーノース、約120億円の含み損に 仮想通貨財務企業に圧力
仮想通貨XRPを企業の財務資産として保有するエバーノースが約2週間半で7900万ドルの含み損を抱えている。メタプラネットなど他の仮想通貨保有企業も大幅な含み損に直面している。
07:20
片山金融相「3メガバンクのステーブルコイン共同発行を支援する」
片山さつき金融相は、3メガバンクやプログマらが行うステーブルコイン発行の実証実験を金融庁がサポートすることが決定したと話した。決済高度化プロジェクトの設置にも言及している。
07:10
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米FRBのミラン理事がドル連動型ステーブルコインを巨大な成長分野と評価した。一方で合成型ステーブルコインUSDXが大幅デペグを起こしバランサー攻撃の影響で連鎖的な危機が広がっている。
06:20
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米大手仮想通貨取引所コインベースが複数の銘柄を同社の上場ロードマップに新たに追加した。
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ジーキャッシュ連日高騰、時価総額100億ドル突破 1カ月で約4倍上昇
プライバシー仮想通貨Zcashが過去1カ月で3倍上昇し時価総額100億ドルを突破。アーサー・ヘイズ氏らの支持やグレースケール関連商品の人気拡大が上昇を後押ししている。

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