はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

欧州規制機関が仮想通貨デリバティブへの規制の適用期間を延長すると発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

欧州規制機関が仮想通貨デリバティブへの規制延長
欧州証券市場監督局(ESMA)が仮想通貨デリバティブに関する規制の適用期限を延長すると発表した。この規制は仮想通貨ベースの差金決済取引(CFD)を含む複数の金融デリバティブ商品に対してレバレッジ限度などを定めたものだ。
ESMAによる投資家保護の動き
ESMAは3月、仮想通貨特有の特徴ゆえに、仮想通貨CFDのような商品を厳密に監視し、規制の必要性を精査していくと述べており、今回の規制延長も投資家保護が目的であるとしている。
CFDとは
あらゆる資産に対してレバレッジをかけて取引することができる金融商品。このうちとくに外国為替を対象として取引を行うものがFXであり、逆にCFDはFXの拡大版とも言える。

▶️ CoinPost:仮想通貨用語集

欧州規制機関が仮想通貨デリバティブへの規制延長

欧州証券市場監督局(ESMA)が仮想通貨デリバティブに関する規制の適用期限を延長すると発表しました。

この規制は仮想通貨ベースの差金決済取引(以下CFD)を含む複数の金融デリバティブ商品に対してレバレッジ限度などを定めたものです。

規制以前は仮想通貨CFDのレバレッジ上限は5:1となっていましたが、規制適用後は2:1まで制限されています。

当初の適用期間は8月から11月となっていましたが、新たに11月1日から3ヶ月延長となりました。

CFDは、端的に説明すると、あらゆる資産に対してレバレッジをかけて取引することができる金融商品です。

このうち外国為替を対象として取引を行うものがFXであり、逆にCFDはFXの拡大版とも言えます。

今回の規制延長の決定は、今週理事会で承認を得ました。

ESMAによる投資家保護の動き

規制を延長する目的は投資家の保護にあるとESMAは述べています。

ESMAは、仮想通貨の価格のボラティリティの高さが、適切な投資家保護の環境の欠如を物語っているとし、同様にICOについても詐欺の多さなどを指摘しつつ注意喚起を行うとともに投資家保護の重要性を語りました。

また、規制を受けていない仮想通貨取引所についても盗難などの例をあげてその危険性を指摘しています。

CFDにおいては、第三者のマーケティング媒体の文字数制限のせいでしばしばそのリスクの警告文が適切に表示されていない場合があり、これに対してもESMAが指定する警告文のテンプレートの文字数を削減することで対応するとしており、投資家保護に細やかに取り組んでいる様子が伺えます。

ESMAは3月、仮想通貨特有の特徴ゆえに、仮想通貨CFDのような商品を厳密に監視し、規制の必要性を精査していくと述べていました。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/14 月曜日
15:38
米上院銀行委員長、今年8月までの仮想通貨法案の成立に自信 
ティム・スコット米上院銀行委員長は仮想通貨市場構造法案の2025年8月までの成立に自信を示している。トランプ政権の目指す仮想通貨革命の方針と一致しており、民主党議員や大統領諮問委員会も成立を見込んでいる。
13:18
メタプラネット、約38億円分のビットコイン追加購入
メタプラネットが新たに約38億円相当のビットコイン(BTC)を追加購入。累計4,525BTCに達し、2025年末1万BTCの目標に向け積極戦略を強化。3月末の株式分割も実施し、投資家層のさらなる拡大を図る姿勢が注目される。
11:16
ビットコイン一時86000ドルを回復、トランプ関税の余波で乱高下続く
トランプ関税の影響で乱高下するビットコインは88,000ドル付近まで回復するも再び下落した。半導体関連の関税政策が流動的な中、BitMEX共同創業者のアーサー・ヘイズは『市場不安は全て買う好機』と指摘。
10:26
ビットバンク、信用取引で「ドージコイン」と「ソラナ」の取扱いを開始へ
ビットバンクが2025年4月14日より仮想通貨ドージコイン(DOGE)とソラナ(SOL)の信用取引サービスを開始。最大2倍レバレッジ、期間限定で建玉金利0%、新規申込者全員に200円プレゼント実施中。
10:10
RWA特化ブロックチェーンのマントラ(OM)が前日比90%安と暴落 公式はラグプル疑惑を否定
現実資産(RWA)トークン化に特化したマントラ(OM)の価格が急落。背景については出口詐欺も懸念される中、チームは取引所での大規模な強制清算による影響だと述べている。
04/13 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ストラテジーのBTC売却リスクの懸念分析やXRP12.5ドル到達予測など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRPなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
米中関係には引き続き要警戒だが、ビットコイン相場は値固め続くか|bitbankアナリスト寄稿
米中貿易摩擦激化の中、ビットコインは1100万円台後半で底堅い推移。トランプ大統領の関税90日停止発表で一時1200万円回復も、中国への関税は145%に引き上げ。bitbankアナリスト長谷川氏は『米CPIの下振れから利下げ前倒し観測も』と指摘した。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|ヘイズ氏のトランプ関税影響分析に高い関心
今週は、ビットコイン創設者サトシ・ナカモトの記録の有無、スタンダード・チャータード銀行による仮想通貨XRP投資分析、アーサー・ヘイズ氏によるトランプ関税影響分析に関するニュースが最も関心を集めた。
04/12 土曜日
13:30
ブラックロックの仮想通貨ETF運用資産が前四半期比9%減 2025年1~3月期
資産運用大手ブラックロックが2025年1~3月期の決算を発表。仮想通貨ETFの運用資産が前四半期比で9%減少していた。トランプ政権による関税懸念が背景にある。
13:05
英国初、スコットランドの名門校がビットコイン学費支払いを導入
ロモンド・スクールが英国初となる仮想通貨ビットコイン学費支払いを2025年秋学期から開始。自由市場を重視するオーストリア学派経済学と分散型テクノロジーをカリキュラムに統合し、実践的な金融教育を提供。
10:20
米SEC二回目の仮想通貨円卓会議、トークン化証券の規制緩和を議論
米証券取引委員会が仮想通貨規制の円卓会議2回目を開催。取引所規制を議題として、デジタル証券取引に対する条件付き規制緩和を行う可能性が示唆された。
10:05
株価が一週間で12倍以上急騰の米上場企業Janover、14億円相当のソラナを取得 
商業不動産テック企業Janoverが新資産戦略で仮想通貨ソラナ大量購入を実施。即時ステーキング開始と検証ノード運営計画で仮想通貨エコシステムへの積極参加を表明。株価は1100%超上昇。
08:15
トランプ関税でビットコインマイニング収益悪化 赤字企業続出
米国トランプ大統領の関税政策により、ビットコインのマイニング収益率が大幅に下落。多くのマイニング企業が損益分岐点を下回り、S19 Pro機器の大規模シャットダウンの可能性が高まっていると指摘されている。
07:35
ミームコイン『Fartcoin』一週間で75%高騰、関税緩和期待で資金が流入
仮想通貨Fartcoinが30%上昇。トランプ大統領の相互関税停止表明を受け、ミームコイン市場は貿易戦争の軟化を受けて反発ムードに。
07:15
北欧議員、ビットコイン準備金を提案 米国を参考に
スウェーデンの議員は財務相に対し、準備金に仮想通貨ビットコインを加えることを検討しているか質問。米トランプ政権の動向などに言及し、ビットコインの保有することのメリットを説明している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧