はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

Immutable、パスポート機能を正式開始 Web3ゲームの参加障壁に対応

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Immutable Passport正式リリース

イーサリアム(ETH)でWeb3ゲームを構築・拡張するためのプラットフォームImmutable(IMX)は19日、一般ゲーマーにとっての参入障壁を取り除くための総合ソリューション「Immutable Passport(イミュータブル・パスポート)」を正式に開始したと発表した。

ユーザーは、このパスポート機能により、様々なオンラインゲームやマーケットプレイスを横断して、自分のアイデンティティ情報、実績、デジタル資産を持ち運ぶことができるようになる。

また、イミュータブル・パスポートは、パスワードなしのサインイン機能や自動ウォレット作成を通じてゲーマーのオンボーディング(登録プロセス)を便利にするものだ。

ゲーマーにApple IDのような独自のオンラインIDを発行し、その後はEメールとパスワードだけで各ゲームにサインイン可能にする。ユーザー自身が仮想通貨の秘密鍵を管理するセルフカストディウォレットも提供する。

関連Immutable、Web3ゲームのログイン向けウォレットツールを発表

Immutableは、すでに「Gods Unchained」など5つのWeb3ゲームとマーケットプレイスでイミュータブル・パスポートが導入されており、50万人を超えるユーザーベースに向けてオンボーディングソリューションを提供できる状態になっていると述べた。

Gods Unchainedは、ブロックチェーン上で最も人気のある戦術トレーディングカードゲームの1つで、これまでに45万人を超えるプレイヤーが約74億円(5,200万ドル)相当のカードを交換している。

イミュータブル・パスポートのリリースを記念して、このパスポートを使用するGods Unchainedのプレイヤーは12月31日まで、ゲームで利用できるNFT(非代替性トークン)を無料で受け取れる。

関連アマゾン、プライムゲーミングでGods Unchainedのカード配布実施へ

プレイヤーのゲーム参加を促進

イミュータブルは、Web3ゲームからゲーマーを遠ざけてしまう障壁の一つが、複雑なサインアッププロセスだと指摘。「イミュータブル・パスポート」は、ユーザーが安全な単一IDにより、簡単に各ゲームに登録し、資産や成果を他のゲームに持ち運べるようにすることで、このハードルを取り除くとしている。

Immutableの社長で共同創設者でもあるロビー・ファーガソン氏は、次のように説明した。

パートナー企業はイミュータブルパスポートを使うことで、ユーザー獲得数を増加させ、取引のコンバージョンレートを最適化することができる。また、プレイヤーは新しいゲームを見つけ、それらのゲームの経済圏にスムーズに参加していくことが可能だ。

イミュータブル・パスポートのダッシュボードは、ユーザーが新しいゲームを見つけるための機能も備えている。

関連Web3ゲームの4分の3が失敗に=CoinGeckoレポート

Epic Games Storeに「Gods Unchained」など復活

大手PCゲーム配信プラットフォーム「Epic Games Store」は20日、「Gods Unchained」や「Striker Manager 3」といったブロックチェーンゲームが、ふたたびストアで公開されたと発表したところだ。

Epic Gamesのプラットフォームでは、エンターテインメントソフトウェア評価委員会 (ESRB) によって「成人専用」に分類されるゲーム、特に過度のヌードや暴力、ギャンブルを含むゲームが禁止されている。

「Gods Unchained」や「Striker Manager 3」も18歳以上向けと指定されたことで、Epicのストアから削除されていた。

しかし今回、Epic Gamesはコンテンツポリシーを更新し、ブロックチェーンやNFT技術の使用のみを理由に成人指定されていたゲームについては許可することにした。同社は、ブロックチェーンゲームはギャンブルを促進するものではないとしている。

GameFiとは

GameFiとは、ゲームとDeFi(分散型金融)を掛け合わせた造語。DeFi分野の一つで、ブロックチェーン・NFTの技術を基盤とする。ゲームをプレイすることで収益化が出来る「Play-to-Earn」を特徴とするインセンティブ型のプロジェクト・ゲームなどを指す。

▶️仮想通貨用語集

関連Web3 TCG「Parallel(パラレル)」、Epic Gamesストアに登場予定

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/01 火曜日
16:00
UXLINKが実現目指すWeb3の大衆化、CEOが語る成長戦略|WebXスポンサーインタビュー
5500万人のユーザーを擁するWeb3成長支援プラットフォーム「UXLINK」。WebX 2025への参加を控え、同社CEOが日本市場への期待を述べた。
14:49
日本初の仮想通貨建てクレジットカード「Slash Card」が登場 β版の事前登録開始へ
日本初の暗号資産建てクレジットカード「Slash Card」がβ版の事前登録を開始する。米ドル連動型ステーブルコインUSDC担保サービスで物理・バーチャル両対応。ソラナやイーサリアムなどマルチチェーン互換性とトークン還元リワードを特徴とし、Web3技術を現実世界の決済に橋渡しする。
13:30
ビットコイン需要減少で市場脆弱性指摘、イーサリアム大口投資家は巨額含み損で売却継続=アナリスト
Cryptoquant分析によると、ビットコインのオンチェーン需要指標がマイナス転換し短期調整リスクが高まる。一方でETH大口投資家は3週間で9万5313ETHを償還、4260万ドルの含み損を抱える状況。
13:05
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、約320億円調達でビットコイン購入とマイニング機器導入へ
エリックとトランプ・ジュニア氏が支援するビットコインマイニング企業American Bitcoinが2億2000万ドルを調達。ビットコイン購入とマイニング機器導入に充当予定。
12:00
金融庁、ステーブルコイン健全発展のための報告書を公表 不正リスクや今後の課題を分析
金融庁が仮想通貨ステーブルコインの健全な発展に向けた報告書を公表した。不正利用の実態と今後の規制課題を分析調査する内容だ。
11:05
取引所BybitとKraken、ソラナ基盤トークン化株式「xStocks」を190カ国で提供開始
世界第2位の仮想通貨取引所BybitがBacked社のトークン化株式サービス「xStocks」を取り扱う。Apple、Amazon、Microsoft等60銘柄超をソラナブロックチェーン上で24時間365日取引可能に。
10:40
トランプ氏関連のミームコイン「TRUMP」、口座開設キャンペーンで配布へ
ドナルド・トランプ氏が公認とされるミームコイン「TRUMP」がもらえるキャンペーンがBITPOINTで7月末まで開催中。特典内容や条件を詳しく解説します。
10:20
国内Web3関連企業BACKSEAT、組み込み型Web3体験でブロックチェーン社会実装目指す
BACKSEAT株式会社が第三者割当増資により累計14億円の資金調達を完了。Spiral CapitalとHeadline Asiaが共同リード投資家として参画し、組み込み型Web3体験の実現に向けサービスローンチを本格化。
10:02
ロビンフッド、トークン化した米国株やETFの取引サービスを欧州で提供
仮想通貨などの投資アプリを提供するロビンフッドは、トークン化した米国の株やETFの取引サービスをEUユーザー向けにローンチしたと発表。独自ブロックチェーンを開発していることも明かした。
09:55
テキサス州、戦略的ビットコイン準備金設立に続き「金・銀」を法定通貨として認可
テキサス州のアボット知事が金・銀を日常取引の法定通貨として認可する法案に署名。戦略的ビットコイン準備金設立法案も成立し、米国初の大規模な貴金属・仮想通貨政策を実現。
09:40
ビットコインマイニング難易度が7.5%低下 米テキサス州猛暑が影響か
仮想通貨ビットコインのマイニング難易度が約7.5%低下した。米テキサス州の猛暑による電力制限が主要因と指摘されている。6月中旬にハッシュレートも下落していたところだ。
09:15
ナスダック上場企業SRM、140億円のトロン財務戦略完了でTRXをステーキング
フロリダのテーマパーク向け記念品製造企業SRM Entertainmentが、1億ドルのTRON財務戦略の一環として3.65億TRXをJustLendにステーキングした。年率最大10%のリターンを目指す。
08:55
ドイツ最大手銀行グループ『シュパーカッセ』、2026年夏に個人向け仮想通貨取引開始へ=報道
ドイツ最大の銀行グループSparkassenが方針転換し、個人顧客向けビットコインなど仮想通貨取引サービスを2026年夏に開始予定。EU規制整備を背景に3年ぶりの決定となる。
08:10
SEC、ビットワイズ・イーサリアムETFのステーキング承認判断を延期
米証券取引委員会がビットワイズ社申請のイーサリアムETFのステーキング機能追加提案の承認判断を延期。投資家保護と公正な市場慣行への適合性について追加審査を実施中。
07:45
サークル、米国でナショナル・デジタル通貨銀行設立を申請
米ステーブルコイン発行企業サークルが米通貨監督庁にナショナル・トラスト銀行設立を申請。承認されればUSDC準備金の自己管理と機関投資家向け仮想通貨カストディサービス提供が可能に。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧