これからテストローンチも実施
ソラナ基盤の分散型取引所アグリゲーター「Jupiter Exchange」は独自トークン「JUP」の無料配布(エアドロップ)計画について、その予定日などを公開した。
エアドロップは、1月31日(日本時間2月1日0時)に実施する予定だ。
JUPのエアドロップの計画については昨年11月に発表されたが、ユーザーへのアロケーション計算や技術面の調整などが時間を要していた。
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Jupiterはエアドロップの本実施の前に、2回のトークンテストローンチも行う予定だ。明日に一回「モックJUP」、そして来週にはミームコインのテストローンチも実施するという。
また、過去二週間の開発については、エコシステム内の重要なチームと緊密に協力し、3つの重要な分野についてアドバイスや意見、相談を受けた。その3つの分野とは、「トークンの生成と説明責任」、「フロントエンドとバックエンドのインフラをスケールアップ」、「ネットワークの監視と事後処理」で、創設者のMeow氏は、「特に、トークン生成とトークン譲渡のイベント全体の詳細なトレースを掲載することで、全スペースが追跡でき、供給の正当性を100%確信できるようにする」と説明した。
WEN: 31st of Jupuary 10am EST
— meow 🥧 (@weremeow) January 15, 2024
On the 1st of Jupuary, we outlined the main areas of work as we aim to get to launch. https://t.co/PORf6v5apt
We have been right on schedule executing on all these, and we are happy to share that JUP will launch on 31st of Jupuary, 10am EST.… pic.twitter.com/fIhDg0H1Pu
JUPトークンはJupiterのガバナンストークンになるが、Meow氏は同ツイートで、「Jupiter DAOがこのDAOの歴史の中で最も効果的で、前向きで、分散型で、インサイダー投票ではないDAOになり得ると信じている。そして私たちは、これまでで最も戦術的に効果的なワーキンググループとコミュニティでそれを補完することができる」と意気込みを語った。
さらに、今後2回のエアドロップは2025年の1月と2026年の1月と予定することについても言及した。
昨年10月以降ソラナ(SOL)エコシステムの再活性化によって、ソラナ基盤の分散型取引所の出来高は過去の記録を大幅に更新。12月22日はこれまで最も高い1日で、26億ドル強の出来高が記録され、アグリゲーターであるJupiterの利用増加が一因となった。
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