Atlasアップグレード後に接続
暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のレイヤー2ネットワークArbitrumは「Atlas」アップグレードの実装を経て、前日に導入された「Dencun」に接続した。
AtlasアップグレードはArbitrumチェーン上で実施されたもので、Dencunに接続するためのプロセスだ。
イーサリアムメインネットでは、3月14日夜にDencunという大型アップグレードが実装され、レイヤー2での手数料が大幅に低下する環境が用意された。
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Arbitrumの前に、Optimismや、Base、StarknetはすでにそれぞれでDencun対応のためのアップグレードが実施され接続済みとなった。
昨日の時点では、BaseやStarknetも大幅な手数料低下が確認されたが、Arbitrumに関しては開発企業Offchain Labによると平均ガス代は0.5ドルから0.05ドルまで下がる見込みだ。
Blobs are officially live on Arbitrum 🔷
— Uniswap Labs 🦄 (@Uniswap) March 14, 2024
Median gas cost to swap is now around $0.05 pic.twitter.com/YiRlwYp2n5
また、Dencunによるガス代低減(データブロブによるデータ転送費用の解消)だけでなく、Atlas自体はArbitrum上の他の手数料も削減することになる。3月18日に起動する予定だ。
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