はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

コスモス基盤のInjective、Web3スマホ「JamboPhone」でDeFi機能提供

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Jamboテクノロジーと提携

レイヤー1ブロックチェーン「Injective(INJ)」は18日、アフリカのWeb3企業Jamboテクノロジーと提携して、Web3型スマホ「JamboPhone」でDeFi(分散型金融)機能を提供すると発表した。

Injective専用のウォレット「Ninji Wallet」を始め、多くのInjectiveネイティブの分散型アプリ(dApps)がJamboPhoneで利用できるようになるとしている。

JamboPhoneは主に、アフリカや東南アジア、ラテンアメリカといった新興国市場の利用者をターゲットとしたスマホだ。

すでに100か国以上で販売されており、ユーザーは、DeFi、ゲーム、Web3アプリケーションなどを備えたJambo Ecosystemを使用してグローバル経済に参加することができる。

Injective Labsのビジネス責任者であるミルザ・ウディン氏は次のようにコメントした。

InjectiveとJamboの協力は、Web3とブロックチェーンのボーダーレスなリーチを活用して、世界中で金融サービスへの公平なアクセスを実現するというInjectiveの使命の一環だ。

Injectiveは、銀行や投資会社の制約がないところで、誰もがローンの実行、国際送金、株式ポートフォリオの管理などのタスクを実行できるようになる世界を構想している。

2月には、高速L1ブロックチェーンAptos(アプトス)も、Aptosに特化したJamboPhoneをリリースしたところだ。

関連: Aptosが格安ウェブ3スマホ「JamboPhone」販売、日本でも購入可能

暗号資産(仮想通貨)関連のスマホではソラナのスマホが人気を呼んでいる。ソラナラボ傘下のスマホ子会社「Solana Mobile(ソラナ・モバイル)」が発表した、二代目のスマートフォン「チャプター2」は2025年に配送される予定だが、今年2月時点で予約注文数が10万件を超えた。

関連: ソラナスマホ「チャプター2」、予約注文数が10万件を突破 2025年配送開始予定

Injectiveとは

Injectiveは、コスモス基盤で分散型金融ユースケースに特化した相互運用可能なブロックチェーンだ。ガバナンスと取引手数料にネイティブトークンINJが使用されている。2022年には、Jump Cryptoが主導する4,000万ドル(約62億円)の資金調達ラウンドを完了した。

DeFi(分散型金融)とは

ブロックチェーンを活用し、中央管理者不在の状態で行われる金融サービス、またはそのシステムを指す。「Decentralized Finance」の略。DeFiで行われる金融サービスには、ステーブルコインの発行や通貨の貸出、仮想通貨取引所などがある。イーサリアムのブロックチェーンを利用しているプラットフォームが多い。

▶️仮想通貨用語集

また、今年1月にはメインネットアップグレード「Volan」を実施。リアルワールドアセット(RWA)への対応を強化している。

その後3月には、クロスチェーンブリッジ「Injective Bridge」をアップグレードし、ワンクリックで、イーサリアムポリゴンなどの主要ネットワークから入金できるようにした。

関連: InjectiveのVolanアップグレード、リアルワールドアセット(RWA)実装など機能強化

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/09 火曜日
17:40
リミックスポイント、エネルギー事業の中期経営計画を発表 3年で営業利益3.7倍目指す
リミックスポイントが2027-2029年度の中期経営計画を発表。エネルギー・蓄電事業で売上高692億円、営業利益91億円を目指す。日本蓄電池と提携し系統用蓄電所7カ所を共同運営。同社は242億円超の仮想通貨も保有し、多角的な事業展開を推進。
15:52
補正予算の国会質疑で仮想通貨税制が議題に 国民民主党が質問、高市首相は「与党税調で検討中」と答弁
補正予算の国会質疑で暗号資産(仮想通貨)税制が議題に。国民民主党は雑所得として最高税率55%が適用される現行制度を見直し、分離課税化を要求。高市首相は税制改正大綱に基づき与党税調で検討を進めていると答弁した。
13:35
米XRP現物ETF、全期間で純流入を記録 約1459億円に到達
米XRP現物ETFが上場以来全期間で純流入を記録し、約1,459億円に到達。仮想通貨ETF史上2番目の速さで8億ドルを突破し、機関投資家の継続的な買いが続いている
13:20
カナダ税務当局、仮想通貨利用者の4割が未申告と推定
カナダ歳入庁が過去3年間で仮想通貨関連監査により1億カナダドル以上を徴収したが、2020年以降刑事告発は行われていない。同庁は仮想通貨プラットフォーム利用者の40%が未申告または高リスクだと推定している。
12:50
『ガス先物市場』、ヴィタリックがイーサリアム手数料を安定させるアイデアを披露
仮想通貨イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏がガス代先物市場を提案した。将来の手数料をヘッジ可能にする構想であり、コミュニティ内で議論が活発化している。
11:45
米大手銀行CEO、上院議員と仮想通貨市場構造法案を協議予定 ステーブルコインの利息付与に反対表明へ=報道
バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ウェルズ・ファーゴのCEOが9日、上院議員と会談し仮想通貨市場法案を協議する。銀行側はステーブルコインへの利息付与に反対し、仮想通貨分野での競争能力確保を求める姿勢だ。
11:23
テザーのUSDT、アブダビで「法定通貨参照トークン」認定範囲が拡大 9チェーン追加
テザーのUSDT、アブダビで法定通貨参照トークンの認定範囲を拡大。新たに9つのブロックチェーンで規制業務が可能に。USDC、USD1、RLUSDも承認済み。UAEがステーブルコイン規制拠点として台頭。
10:22
マイケル・セイラー氏、国家主導のビットコイン銀行システムを提案
ストラテジー社のマイケル・セイラー会長がアブダビで、ビットコイン担保型の高利回りデジタル銀行システムを各国政府に提案。20兆〜50兆ドルの資本流入を見込むが、価格変動性への懸念も。中東の全政府系ファンドと会談を実施。
10:00
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、最大約47億円規模の自社株買い実施へ
仮想通貨ハイパーリキッドの財務企業ハイパーリキッド・ストラテジーズは、最大約47億円規模の自社株買いを実施すると発表。延期や中止の可能性もあるが最大で12カ月間実施する計画である。
09:40
アルゼンチン中銀、民間銀行による仮想通貨取引の解禁を検討か=報道
ビットコイン支持のミレイ政権下で、アルゼンチン中央銀行が民間銀行による仮想通貨取引サービスの許可を検討中だと伝えられる。実現すれば普及が促進される可能性もある。
09:35
UAE初、イスラム系銀行ルヤがビットコイン投資サービスを開始
UAE拠点のイスラム銀行ルヤが8日、仮想通貨インフラプロバイダーのフューズと提携し、モバイルアプリを通じてビットコイン投資サービスを開始した。イスラム系銀行として初めて顧客にBTCの売買を可能にする。
08:15
PLUMEとJUPITERがコインベースに新規上場、機関投資家向けアクセスも提供
米コインベースが12月9日にプルームとジュピターの現物取引を開始する。RWAトークン化のプルームとソラナ系DEXアグリゲーターのジュピターが新規上場し、機関投資家向けアクセスも利用可能になる。
07:55
SECがOndoへの捜査を訴追なしで終了、トークン化証券のハードルをクリア
トークン化プラットフォームのオンド・ファイナンスが、バイデン政権下で開始されたSECの捜査が訴追なしで終了したと発表した。トークン化証券が米国資本市場の中核となる時期が到来したと同社は期待。
07:15
仮想通貨投資商品、先週は1110億円超の資金が純流入
仮想通貨投資企業CoinSharesは、デジタル資産投資商品全体の先週の資金フローは約1,116億円の純流入だったと報告。ビットコイン、XRP、チェーンリンクの投資商品の需要が高かった。
07:02
ビットコイン担保をデリバティブ市場で使用、米CFTCがトークン化パイロットプログラムを開始
米CFTCがビットコイン、イーサリアム、USDCなどのデジタル資産をデリバティブ市場で担保として使用するパイロットプログラムを開始した。トークン化担保に関する新たなガイダンスも発行している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧