はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

FTX、ロックされたソラナを個人投資家参加のオークションに

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

個人投資家が参加できるオークションに

破産した暗号通貨取引所FTXを管理する破産財団は、より高い金額で資産を回収すべく、ロックされた残りのソラナ(SOL)トークンをオークションで売ることを決定したようだ。

この情報を知らせたのは仮想通貨取引所Figure MarketsのMike Cagney CEOで、「詳細は(米時間)月曜日に発表されるらしい」とSNSで話した。

FTXは今月上旬に、ロックされたSOLを清算するために、高割引として2,500万~3,000万のソラナを約19億ドル(約2,880億円)相当で売却したことが明らかになった。これは、1トークン=64ドルの安値だったが、当時のSOL価格は約175ドルだった。

FTXが市場価格より遥かに安い値段で売却したのは、手元にある現物のSOLではなく、ロックアップ期間がかかっているもので、買い手であるギャラクシートレーディングやパンテラキャピタルは約4年間にわたって段階的に売ることができるが、一気に売り捌くことはできないと設定されている。

関連FTX、3,900億円相当のソラナを高割引で投資会社に売却

一方、今回報じられたのは、特定の投資企業との契約の形式ではなく公開オークションとなり、より市場価格に近い値段で売り捌くことが目的だ。

上述のFigure Marketsはオークションの参加企業の1社で、特別目的事業体(SPV)を設立し、米国以外の投資家も米国の認定投資家も参加できるようにする。SPVは、1ドルが1票となる入札価格について、コミュニティメンバーに根ざした意思決定を可能にするという。参加希望者は米ドル、USDC、ビットコインイーサリアムを使って投資することができる。

オークション形式の販売は割引売却よりも多くの債権者から支持されている。

一部の債権者を代表する活動家であり、割引売却を批判するSuni Kavuri氏は、小規模投資家にとってより利用しやすい参入点を提供する新しいアプローチであるオークション形式を称賛した。これまでの直接購入の基準額は500万ドルだったが、オークションでは最低投資額は5,000ドルに設定されているようだ。

ソラナ(SOL)特集
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/28 土曜日
14:00
仮想通貨配分を4割まで推奨、米著名金融アドバイザー「従来60-40モデルは時代遅れ」と見解
著名金融アドバイザーのリック・エデルマン氏は最新見解で仮想通貨ポートフォリオ配分を従来の1%から最大40%へ大幅引き上げを推奨。
13:15
米上場Genius Group、ビットコイン買い増し構想 勝訴した際の損害賠償で
NYSE上場のGenius Groupが、訴訟勝利の場合に得られる推定10億ドルの50%をビットコイン購入に充当する計画を発表した。昨年よりビットコイン財務戦略を採用している。
11:26
イーサリアム取引量史上3位、価格低迷でもネットワーク急増
イーサリアムが6月25日に175万件の取引を記録し史上3位を達成。価格は低迷するもネットワーク活動は活発化、従来のアルトシーズン理論に変化の兆しになるか。
10:25
イスラエル当局、仮想通貨報酬によるスパイ容疑で3人逮捕=レポート
イスラエル当局がイラン諜報機関の工作員3人を逮捕。仮想通貨で報酬を受け取り、9000万ドル被害のノビテックス攻撃との時期的関連が注目されている。
09:45
ポリマーケットの評価額10億ドルに達する見込み USDCにも恩恵か=コインベース
分散型予測市場ポリマーケットが2億ドル資金調達しユニコーン企業になる見込みだ。コインベースは、ポリマーケットの台頭はステーブルコインUSDCにも恩恵になると分析している。
08:50
ストラテジー株トークンなど主要銘柄、Gemini EU向株式サービス開始
仮想通貨取引所Geminiが欧州連合でトークン化株式サービスを開始。マイケル・セイラーのストラテジー株を皮切りに、24時間365日取引可能な新金融サービスを提供する。
08:00
ブータン、ビットコイン保有額が13億ドルに到達
ブータンが、仮想通貨ビットコインを13億ドル相当保有していることが注目を集めている。この保有額は同国のGDPの40%に相当する。
07:55
リップル、SEC相手の控訴を取り下げ 5年間の法廷闘争が終結へ
リップル社のガーリングハウスCEOが28日、SEC相手の控訴を取り下げると発表。約5年間続いた法廷闘争が終結し、同社は事業発展に注力する方針を示した。
07:10
米仮想通貨銀行アンカレッジ、USDC等の段階的廃止発表 業界から「利益相反」批判
米仮想通貨カストディ銀行アンカレッジがUSDCとAUSDの段階的廃止を発表、ステーブルコイン安全性評価で業界から自己利益優先との批判を受ける。サークル株価は15%と大幅安。
06:49
韓国カカオペイ株急落、ステーブルコイン規制懸念が背景か=報道
韓国カカオペイ株がステーブルコイン参入期待で急騰後17%下落、投資リスク銘柄指定で売買停止。米サークル株も15%安と波及か。
06:15
ロビンフッド、XRPとソラナのマイクロ先物契約を開始
米デジタル証券大手ロビンフッドがマイクロ先物でXRPとソラナを追加、ビットコイン金曜先物のマイクロ版も提供開始し仮想通貨商品を拡充。
06:00
ビットコイン取引が快適なのは?主要取引所を手数料・板の厚み・ツールの充実度で徹底比較
暗号資産(仮想通貨)ビットコインの売買や送金におすすめの国内取引所について、メリットとデメリットを徹底比較。手数料・スプレッド・送金速度、セキュリティ、積立・レンディング機能などを調査しました
05:55
トランプ大統領発言「ビットコインがドル圧力緩和」仮想通貨産業の雇用創出を評価
トランプ大統領が28日記者会見でビットコインのドル圧力緩和効果を言及、米国の仮想通貨産業構築と雇用創出への前向きな評価を表明。
06/27 金曜日
16:00
ブロックバリュー大西社長が語るAIインフラの未来|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のプラチナスポンサーとしてブース出展を決めた、ブロックバリューの大西基文社長独占インタビュー。「ジャパン・テクノロジーで日本の底力になる」をスローガンに、AIサーバーで日本のWeb3インフラ強化に挑む。
13:40
トランプ政権、7月に複数仮想通貨規制法案成立の見通しか=サックス仮想通貨特命官
米トランプ政権の仮想通貨特命官サックス氏が7月の重要法案成立の見通しを示唆。GENIUS法でステーブルコイン規制、CLARITY法で仮想通貨定義明確化へ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧