WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

命運を別けるビットコイン相場の「3パターン」考察、テザー問題は一時収束へ|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
火曜日のビットコイン相場は、コインチェックの新規口座再開ニュースが好材料視され、JPY建取引が先行して上昇したものの、金融庁の認可登録ではないため決定打に欠けており、依然として予断を許さない価格帯に置かれている。今回は、今後のビットコインの方向性を3つのパターンで考察した。

仮想通貨市場

ビットコイン相場は、29日20時付近で急落したことで、日足bitFlyer BTC/JPYにて、中期的に形成した三角保ち合いのサポートライン割れも危惧されたが、ここまで強い底値を形成してきたビットコイン価格は、割ることなく推移している。

依然として世界のビットコイン価格は上昇方向への強さは見られないものの、日本国内では、国内最大級の仮想通貨取引所コインチェックにおける、実に9ヶ月ぶりとなる「新規口座」の受付再開が発表され、好材料視された。

下に掲載したチャート比較で見ると、発表時間に当たる青色の縦線から、JPY(基準チャート)が、比較対象のUSD(青)や、EUR(オレンジ)とは対象的に相場が反応していることがわかる。

しかし、依然として出来高減少や金融マーケット全体の地合いの悪さ「3重苦 」に悩まされるビットコイン相場の重しを跳ね除けるほどのパワーは不足しており、他国のマーケットは追随せず、上昇トレンドを形成するほどの勢いは見られていない。

テザー問題は一時収束へ

また、相場の不安材料であった、ペッグ通貨USDT(テザー)の価格下落している問題が収束を見せている。

USDT建取引は、相場下落の影響で下落率が高まったアルトコイン取引において不利になったBTC建取引の状況を受け、BinanceやOKExなど、世界の仮想通貨間取引プラットフォームで人気を博していた。

そのような背景にある中、基本的にUSDが準備金として担保されている仕組み上、1USDT=1USDの価値を保つコインとして成り立っているUSDTの価格が下落、10月4日には5%の乖離を生み出し、ビットコイン相場に相関性も見られたことから、仮想通貨市場における大きな不安材料になっていた。

上記の画像のように、極めて高い相関性を生み出していたことがわかる。

しかし、この動きも下のチャート比較で見られるように収束に向かっている。USDT価格(オレンジ)は1ドル付近まで値を戻し、相関性が見られてから価格乖離がみられたbitfinexのBTCUSDチャート(青)も他のマーケット水準まで下落した。

アルトコインの買い取引は、USDT価格が通常より安いことで、価格乖離の差分不利な状況に置かれていた指摘もあり、アルトコインが売られる状況の緩和へ繋がる可能性もあるだろう。

相場の方向性は?

昨日の下落から強いサポートライン上で推移しているビットコインだが、今後の価格はどう動くのだろうか?

現状重要な局面に差し掛かっていると思われるビットコイン価格推移が動く方向性として、3つのパターンを考察した。

1 三角保ち合いのトレンドラインを意識:70.6万円付近から69万円後半までの間で、下値を切り上げて推移、収束地点と見られる11月4日から6日あたりに向かう

2 上昇方向へ向かった場合:70.6万円付近のラインを超え、1つ目のレジスタンスラインである緑の抵抗線を抜け、上昇へ向かう

3 下落目線:日足チャートで確認すると、以前記事に記載した三尊天井が形成しかけており、69万円台の黄色枠のサポートラインを抜けてしまうと、6月底値であった64万円後半のラインを意識され、暴落相場に転じてしまう可能性もある。

この相場において厳しい状況に置かれるパターンとなる。

今後のBTC相場で、注目したいラインは69万円後半に置かれ、ここを抜けてしまった場合、黄色枠のサポートラインまで下落する可能性が考えられるため、注意したい。

今年1月中旬から10ヶ月以上の長期に渡って続いた弱気相場も、遅くとも11月6日にはどちらかにブレイクする可能性が高まっており、極めて重要な局面にあるといえるだろう。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

国内最大手仮想通貨取引所「コインチェック」新規口座受付再開のニュースが前場引け後に出たことで、後場寄りからマネックスグループ(8698)が急騰を見せ、一時ストップ高を記録した。

短期筋の利確売りに押されて反落するも、前日比7.75%の大幅反発を見せて引けている。

出典:SBI証券

市場が切望する「金融庁の認可登録」でこそなかったものの、新規口座の受付再開により、新規流入が途絶えて閑散相場となっていた日本の仮想通貨市場に再び資金流入が期待できることに加え、認可登録が近いのではとの思惑が再燃。

マネックス株の出来高は2営業日前の約8倍となる、約6800万株にまで跳ね上がった。

これに伴い、リミックス、フィスコ、セレスなど仮想通貨取引所銘柄など、セクター全体にも資金が流れ込み久しぶりの全面高となるなど、改めてコインチェックブランドの影響力を見せつけた格好だ。関連銘柄の安値と高値の価格差が影響の大きさを物語っている。

出典:SBI証券

なお、関連銘柄に関しては、以下の記事で解説している。

CoinPostの関連記事

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。

CoinPost動画

CoinPostで厳選した、仮想通貨のニュース動画はこちら。

もし良かったら「チャンネル登録」お願いします。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/29 火曜日
17:17
Bitcoin Japan、初のビットコイン購入完了 約12BTC
Bitcoin Japan(旧堀田丸正)は29日、100%子会社BTC JPN Ltd.によるビットコインの初回購入が完了したと発表した。取得額は約100万ドル。投資資金総額6.62億円の上限内で、引き続き購入を進める方針だ。
15:09
韓国金融委、マーケットメイク制度を検討 取引所規律でJPYCの急騰に言及
韓国金融委員会の幹部は28日、仮想通貨市場へのマーケットメイク制度導入を検討する考えを示した。現行法では禁止されており、第2段階の立法で扱う見通しだ。アップビットでのJPYC上場時の価格急変動を例に、取引所への公的規律の導入にも言及した。
14:20
アップル、悪用疑いのiOS脆弱性を修正 専門家はウォレット窃取を示唆
アップルがiOS 26.7.1を公開し、特定個人を狙う高度な攻撃に悪用された可能性があるCoreGraphicsの脆弱性を修正した。SlowMistのCISOは仮想通貨ウォレット窃取に使われたゼロデイの可能性を指摘したが、アップルは詳細を明らかにしておらず、関連は確認されていない。
14:00
米上院小委員会、イランの影の銀行におけるUSDTの使用を分析
米上院の常設調査小委員会は、仮想通貨とイランのシャドーバンキングネットワークに関するレポートを公開。USDTがシャドーバンキングネットワークで多く使われていたり、テザー社の対応に問題があったりしたことを指摘している。
13:25
金融庁、貿易決済へのステーブルコイン活用実証を支援決定
金融庁は29日、トレードワルツやNTTデータ、みずほ銀行など6社による貿易決済でのステーブルコイン活用実証を、「決済高度化プロジェクト」の支援案件に採択したと発表した。
13:10
「Z世代は若年から投資始める傾向」仮想通貨人気の背景は格差拡大か=グレースケール
グレースケールは、Z世代の平均投資開始年齢が19歳と早く、長い投資期間が仮想通貨への配分余地を広げうると論じた。Z世代は予測市場への関心も高いと報告されている。
11:55
シティ、トークン化預金サービスを日本とUAEに拡大 米ドル24時間決済
米シティグループは29日、トークン化預金を用いた法人向け決済サービス「シティ・トークン・サービス」を日本とUAEへ拡大したと発表した。許可型ブロックチェーン上で24時間365日の資金移動を可能にし、展開先は計7市場となる。
11:45
チェーンリンクの新標準『CCIP2.0』始動、トークン化資産の移転を高速化
チェーンリンクは28日、相互運用プロトコルの大型アップグレード版「CCIP2.0」の稼働開始を発表した。検証機能の追加やコンプライアンス対応の強化により、機関投資家のトークン化資産移転を後押しする狙いだ。
11:00
コインベース、トークン化TCG市場に参入
コインベースは29日、実物のトレーディングカードをトークン化して扱う新サービスを近く提供すると発表した。保管か現物発送を選べる仕組みで、拡大するトークン化TCG市場への参入として投資家の関心を集めている。
10:15
アポロ、AIエージェントで銀行取り付け騒ぎに警鐘
米資産運用大手アポロのチーフエコノミストは、AIエージェントによる家計預金の自動移動が銀行の低コスト預金を減らし、金融システムに影響し得ると警鐘を鳴らした。投資家には預金流出リスクへの目配りが求められる。
09:42
ハッキング受けたビットゲット、出金を段階的に再開|セキュリティを強化
仮想通貨取引所ビットゲットが不正流出被害後、出金を段階的に再開している。攻撃経路の特定やセキュリティ強化策についても報告した。
08:25
Japan Smart Chainが改称、ステーブルコイン決済インフラ事業へ転換
AltX Research株式会社は「Japan Smart Chain」をMIZUHIKIに改称し、ステーブルコイン決済インフラ事業へ転換すると発表した。メインネットも公開し、複数自治体で給付金基盤のPOCが決定した。
08:10
シティとコインベース、決済事業で協業拡大
金融大手シティと仮想通貨取引所コインベースは、決済事業の協業拡大を発表。ステーブルコインと法定通貨の両替を自動化する機能を提供することなどを説明した。
08:05
Bybit、フランクリン発行のトークン化ファンドを機関担保資産に採用
バイビットとフランクリン・テンプルトンが戦略的提携を発表した。機関投資家はフランクリン発行のトークン化ファンド株式をBybitの取引担保資産として活用できるようになる。
06:55
デファイ・デベロップメント、ソラナ保有量254万に到達 6週で約10%増加
デファイ・デベロップメントは9月28日、仮想通貨ソラナ保有量が253万8010SOLに達したと発表した。8月12日の決算発表以降、6週間で約10%増加している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧