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BTC価格は25年末までに20万ドルへ──バーンスタインのアナリストが予想を引き上げ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの価格予想

米大手資産運用企業バーンスタイン(Bernstein)のアナリストは、暗号資産(仮想通貨)ビットコインの2025年末までの価格予想を15万ドル(約2,360万円)から20万ドル(約3,140万円)に引き上げたことがわかった。クライアント向けの分析を入手した海外メディアが14日に報じた。

価格予想の根拠として言及しているのは、主に半減期と現物ETFの需要。そして、ビットコインの新たな強気サイクルはすでに始まっているとみていると説明している。

供給面の要素である半減期については、マイナーからの売り圧が半分に低下する点に言及。また、マイナーがビットコインの価格上昇を期待して売却をさらに減らす可能性もあるとみている。この状況でビットコインの需要が高まれば、価格が急上昇するだろうと述べた。

半減期とは

仮想通貨のマイニング報酬(=新規発行量)が半分に減るタイミングを指す。

▶️仮想通貨用語集

関連ビットコイン半減期とは?過去相場の価格変動から探る2024年の展望

そして、ブラックロックやフィデリティらの大手企業が提供する現物ETFの需要を期待して、ビットコインやETFが買われると予測。現在の現物ETF運用資産残高はおよそ600億ドル(約9.4兆円)だが、ビットコイン価格が20万ドルに上昇するとした25年末には1,900億ドル(約30兆円)ぐらいまで増加すると分析した。

バーンスタインのアナリストは「米国の規制下にあるETFは仮想通貨の分岐点になり、従来の投資家の資金を呼び込むと我々は考えている」と述べている。

関連米イーサリアム現物ETFの上場承認は「今夏中に」、ゲンスラー委員長発言

以下の画像は、ETFのビットコイン保有量がどのように増加していくかをアナリストが分析したグラフ。アナリストは、25年末にはビットコイン供給量の最大7%を、33年末には最大15%を吸収するとみている。

出典:バーンスタイン

バーンスタインのアナリストは、こういった要因やビットコインの生産(採掘)コスト、過去の値動きをもとに今後の価格を予想。そして、基本的なシナリオでビットコインの価格は29年末までには50万ドル(約7,860万円)、33年末までには100万ドル(約1.5億円)まで上昇する可能性があるとも分析した。

出典:バーンスタイン

別の見方

なお、ビットコイン現物ETFについては、バーンスタインのアナリストとは違った分析も行われている。

米金融大手JPモルガンのアナリストは12日、ビットコイン現物ETFに流入している資金は、純粋にETFを買っているだけでなく、仮想通貨取引所から移されてきたものが含まれているとの見方を示した。

関連「ビットコイン価格の高さが市場への資金流入を抑制する可能性」JPモルガン分析

米国でビットコイン現物ETFがローンチしてから、仮想通貨取引所のビットコインの量が減っていると指摘。また、生産コストやゴールド(金)の価格と比較するとビットコインの現在の価格は割高なため、今後は投資資金の流入が抑制される可能性があるとも分析している。

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