VanEckが動く
大手資産運用会社VanEckが、米国で初となる暗号資産(仮想通貨)ソラナの現物ETF(上場投資信託)「VanEck Solana Trust」の登録届出書を米SEC(証券取引委員会)に提出したことがわかった。
*VANECK FILES REGISTRATION STATEMENT FOR VANECK SOLANA TRUST: SEC FILING – THE BLOCK PRO
— The Block Pro Headlines (@theblockupdates) June 27, 2024
市場参加者にとってポジティブサプライズとなり、過去数週間にわたり下落基調にあったソラナ(SOL)価格は150ドル弱まで急騰した。
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ソラナETFの申請理由
VanEckのデジタル資産リサーチ部門の責任者を務めるmatthew氏は、ソラナETFの申請理由について次のように述べた。
I am excited to announce that VanEck just filed for the FIRST Solana exchange-traded fund (ETF) in the US.
— matthew sigel, recovering CFA (@matthew_sigel) June 27, 2024
Some thoughts on why we believe SOL is a commodity are below.
Why did we file for it?
A competitor to Ethereum, Solana is open-source blockchain software designed to… pic.twitter.com/XwwPy8BXV2
まず、イーサリアム(ETH)の競合としてのポテンシャル、高いトランザクション処理能力、多様なユースケースと強力なコミュニティを評した。
SOLをビットコイン(BTC)やイーサリアム同様のコモディティ(商品)に分類されると考える理由については、ソラナエコシステムがサポートするdApps(分散型アプリケーション)やサービスの範囲が幅広く、DeFi(分散型金融)からNFT(非代替性トークン)まで多岐に渡ると言及。
これにより、SOLのユーティリティと価値は、デジタルコモディティに該当すると主張した。
有価証券性の争点となり得る“分散性”については、「ソラナネットワークは、単一の仲介者やエンティティによって運営・管理されておらず、トランザクションの検証と記録は、グローバルに分散した多くの独立したバリデーターによって維持されている」と説明した。
2021年には、グレースケールが機関投資家と富裕層投資家を対象としたソラナトラストファンドを立ち上げている。
仮想通貨ソラナ(SOL)への投資に
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