はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

Bitstamp、MTGOX債権者へのビットコイン返済を受領後即座に開始へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨取引所の方針

暗号資産(仮想通貨)取引所Bitstampは、マウントゴックスの債権者に対する資産の返済を即座に開始する意向であることがわかった。情報を入手した海外メディアが報じた。

Bitstampが、マウントゴックスの弁済において代理受領業者に指定されていることはBitstamp自身が公表している。債権者への弁済期間は60日設けているというが、Bitstampは資産を受け取り次第、即座に対応を開始する模様だ。

マウントゴックスとは

2010年から2014年にかけて運営された、東京を拠点とする仮想通貨取引所。かつて、ビットコイン取引量の70%以上を占めていたが、ハッキング被害により2014年に閉鎖した。

▶️仮想通貨用語集

マウントゴックスは5日、仮想通貨取引所などを通じて、一部の債権者に対してビットコインおよびビットコインキャッシュによる弁済を行ったと発表。これによって10年越しに、債権者への弁済が本格的に開始した。

関連ビットコイン(BTC)|投資情報・リアルタイム価格チャート

関連ビットコインキャッシュ(BCH)|投資情報・リアルタイム価格チャート

Bitstampのように、債権者が資産を受け取るためにマウントゴックスに協力するのが代理受領業者。日本ではビットバンクやSBIVCトレードがこの役割を務めることがわかっており、5日にはマウントゴックスとマークされているウォレットから、ビットバンクのアドレスに送金が行われたこともわかっていた。

関連マウントゴックス、47229 BTCのビットコイン移動 返済準備へ

債権者にとってはようやく弁済が開始したことになるが、投資家は弁済が売り圧につながる可能性があると警戒している。そのため、いつ債権者に資産が返されるのかは注視されており、代理受領業者の方針や動向は関心度が高い。

関連マウントゴックス、10年越しに債権者へのビットコイン返済を実施

弁済の期限は10月末

5日には、実際に債権者が資産を受け取るには最大3カ月待たなくてはいけない可能性があることが報じられた。

その理由は、代理受領業者のクラーケンが弁済に90日間という期間を設けていることだという。一方、マウントゴックスは以前から弁済の期限は10月31日であると伝えてきた。

上述した以外に、「The Block」によれば、ビットバンクやSBIVCトレードの弁済期間は14日間、BitGoは20日間の模様。そして、これらの5社が代理受領業者であることが判明していると報じている。

また、The Blockは、ビットバンクとSBIVCトレード以外への送金は確認されていないとも伝えた。そして、クラーケンとBitGoが資産を受け取った後、即座に返済対応を開始するかは現時点では不明確だとしている。

マウントゴックスの売り圧について、データ分析企業「CryptoQuant」のKi Young Ju CEOは9日、マウントゴックスのビットコインの大部分が債権者に渡っていないと指摘。

そして、投資家が懸念するドイツ政府のビットコイン売却は全体の流動性と比較するとわずかであるとも述べ、ビットコイン相場は心理操作に大きな影響を受けているとの見方を示した。

関連ドイツ政府のビットコイン売り1日最多、16,000 BTC以上

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09:38
大型BCゲーム『メイプルストーリーN』ローンチ、上場直後のNXPCに強い関心
ネクソン系列のNexpace開発のBCゲーム「メイプルストーリーN」がリリースし、仮想通貨NXPCが高騰した。長い歴史を持つゲームIPの革新的なブロックチェーン展開に注目が集まる。
08:05
コインベース株価7%超下落、SECの利用者数調査や顧客情報流出問題を受け
米SECはコインベースの株式上場時の利用者数誇張疑惑を調査中。加えて同社は顧客情報流出をSECに報告し、約1%の利用者が影響を受けた可能性があると発表した。
07:35
「BTCを買いストラテジーの株を売る」著名投資家が投資戦略明かす
仮想通貨ビットコインをロングしストラテジーの株をショートしていると、著名空売り投資家ジム・チェイノス氏が明かした。自身のアービトラージ戦略について語っている。
07:10
米上場の中国系アパレル企業、1200億円相当のビットコイン・トランプコイン取得へ
米国NASDAQ上場のアデンタックスグループが8000ビットコインとトランプコインを含む8億ドル相当の仮想通貨取得に向けた協議を進行中。株式発行による取得を検討し、バランスシート強化と仮想通貨業界のネットワーク構築を目指す。
06:40
アーサー・ヘイズ、米国債信頼低下で2028年までのビットコイン100万ドル到達を予測
アーサー・ヘイズ氏が最新ブログで、米国債市場の信頼低下と海外資本の本国送還によりビットコインが2028年までに100万ドルに達すると予測。トランプ政権下での資本規制強化が仮想通貨市場を押し上げる要因になると分析した。
06:05
米ウィスコンシン州、460億円超のビットコインETFを全売却 香港企業は買い増し
ウィスコンシン州投資委員会が3.2億ドル相当のブラックロックビットコインETFを完全売却する一方、香港のアベニアは第一四半期に340万株を追加購入し保有拡大。
05:45
イーサリアム、今後の価格動向を示唆する重要なホルダーコスト水準とは?
BlitzzTradingの最新分析によると、過去一週間で高騰していた仮想通貨イーサリアムは現在重要な価格帯に到達。ETHホルダーの平均コストに関連した価格動向が明らかに。
05/15 木曜日
17:44
リミックスポイントが決算発表、経常赤字5.4億円に 来期の暗号資産は強気シナリオ想定
リミックスポイントが25年3月期の決算を発表。暗号資産(仮想通貨)評価損が影響し、5.4億円の経常赤字となった。一方、来期はビットコインETF資金流入やトランプ政権政策を背景に、業績の大幅回復を見込んだ。
17:16
NXPCとは|MapleStory N対応の仮想通貨を解説|買い方・将来性
Nexon発のMapleStory Nで使用される仮想通貨「NXPC」の仕組みや買い方を初心者向けに解説。メイプルストーリーのWeb3版ゲームの経済システムからウォレット設定まで徹底ガイド。
14:00
「イーサリアムにおける重要な転機」BTCS社、ETH保有増やすために最大84億円調達へ
ナスダック上場のBTCS Inc.が84億円規模の転換社債発行で仮想通貨イーサリアム購入戦略を強化。第一弾の調達ではバリデーターノード運用拡大とステーキング収益増加を目指す。
13:15
米民主党、トランプ一族の仮想通貨事業に関する「疑わしい活動報告」提出を財務省に要請
米下院の民主党幹部が財務省に対し、トランプ一族のDeFi事業「WLF」とミームコイン「TRUMP」に関する疑わしい活動報告(SAR)の提出を要請した。民主党は、要請の根拠として「贈収賄、汚職、利益相反」への懸念を挙げた。
13:00
パンテラCEO、ビットコインが米株式市場を凌駕する理由を解説
仮想通貨VC大手パンテラキャピタルの創設者がToken2049で講演。米政権の好意的な政策や市場の割安感から、ビットコインが株式市場を上回る成長をいずれは遂げると分析。
12:00
JPモルガン・Ondoなど、RWAトークン化のクロスチェーン決済実験に成功
チェーンリンク、JPモルガン、Ondo Financeが共同でトークン化米国債ファンドのクロスチェーン決済テストを実施した。DvP取引の効率化とリスク低減を実現するとしている。
11:53
アジア富裕層が仮想通貨投資を拡大、アルトコイン市場は節目を超える
暗号資産(仮想通貨)ビットコインは10万ドル台を堅持し、過去最高値まであとあと6%の位置に迫る。アルトコイン市場も840億ドルの抵抗線を突破し、底打ち反転のシグナルも。UBSの調査ではアジアの富裕層が従来の資産から仮想通貨へ資金を移している現状が指摘された。
11:20
ウクライナ、国家のビットコイン準備金創設へ=報道
ウクライナが国家戦略としてビットコイン準備金創設を進める模様。トルコでのロシア・ウクライナ首脳会談の動きと併せて解説。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧