はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

「ビットコインは24年に容易に10万ドルに到達する可能性」Bitwise幹部が強気要因を指摘 イーサリアムも最高値を更新すると予測

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの相場見通し

米暗号資産(仮想通貨)運用企業BitwiseのMatt Hougan CIO(最高投資責任者)は10日、ビットコインの価格は年内に容易に10万ドル(約1,610万円)まで到達する可能性があるとの見方を示した。

短期的にはネガティブなニュースばかりだが、長期的には追い風となるニュースが多いと指摘。現在の弱気相場は、長期投資家にとっては買い場であると主張している。

「CoinGecko」のデータによれば、ビットコインの価格は本記事執筆時点で5万7,000ドル(約921万円)台で推移。最近は主に、マウントゴックスの弁済開始やドイツ・米国政府のビットコイン売却によって、ビットコインは上値が重い状態が続いている。

関連ビットコイン(BTC)|投資情報・リアルタイム価格チャート

Hougan氏は、上記の価格予想を行ったレポートで、こういった弱気要因にも言及した。マウントゴックスや独・米政府による売り圧は確かに強く、弁済開始や売却時期が流動性の低いタイミングに重なったため、影響が大きくなったと指摘した。

関連米・ドイツ政府、ビットコインの大口売り継続

一方で、こういった売却は一時的なもので、必ず終わりが来ると説明。そして、ビットコインの価格を10万ドルまで引き上げる要因は複数あると述べた。Hougan氏は、ビットコインに加え、イーサリアムも最高値を更新するとの見方も示している。

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

関連イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び

強気要因

Hougan氏は「長期的に見て、今ほど相場に好条件が揃ったことはない」とした上で、今後の強気要因として主に以下の内容を挙げた。

  • 4月にビットコインが半減期を迎えたこと
  • ビットコイン現物ETFなどの金融商品への資金流入は初動にすぎないこと
  • イーサリアムの現物ETFが米国で近くローンチ予定であること
  • 仮想通貨に対する米政府の認識が大きく変わっていること
  • 米連邦準備理事会(FRB)の利下げが2024年から開始するとみられること

関連SECゲンスラー委員長反対も、仮想通貨重要法案「FIT21」は下院通過

他にもHougan氏は、ステーブルコインが成長していること、レイヤー2の開発が進んでいること、ブラックロックのような大手企業が仮想通貨領域に参入していることも強気要因に挙げている。

Hougan氏は弱気要因は一時的で、強気要因は今後継続していく内容であると指摘。ビットコイン現物ETFはまだMorgan StanleyやWells Fargoのような資産運用企業で取引が認可されていなかったり、イーサリアム現物ETFの取引はまだ始まっていなかったり、米国の利下げは来年以降も続いていったりするとし、現在は長期投資家にとって買い場であると主張した。

なお、Hougan氏のBitwiseは米国でビットコインの現物ETFを提供しており、イーサリアムの現物ETFも申請を行っている。

関連「イーサリアム現物ETFに最初の18か月で2.4兆円の純流入」Bitwise予測

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略。金融商品取引所に上場している投資信託を指し、仮想通貨に限らず幅広い金融商品が取引されている。

▶️仮想通貨用語集

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/22 火曜日
14:45
株価8倍ほど急騰、ナスダック上場企業Upexiが140億円の資金調達でソラナ財務戦略を導入
ナスダック上場企業Upexiが約140億円を調達し、仮想通貨ソラナを基盤とした財務戦略を導入すると発表。株価は一時700%急騰した。
14:45
グレースケールが分散型AIセクターの投資信託販売を開始 NEARやTAOなど5銘柄に投資
グレースケールが適格投資家向けに分散型AIファンドを提供開始。AIと暗号資産の交点に焦点を当て、NEAR、TAO、RENDERなど5銘柄に投資。市場時価総額加重方式で四半期ごとに再調整、運用手数料2.5%、現在の運用資産は約1.5億円。
14:00
ビットコイン採掘の収益性、過去5年間で最低水準に
仮想通貨ビットコインマイニングの収益性が過去5年間で最低水準に落ち込んでいる。難易度上昇、エネルギーコスト増、昨年のBTC半減期などが多くのマイナーに影響を与えている。
13:00
Galaxy DigitalとParadigmがイーサリアム大量売却か 160億円相当のETH移動をオンチェーンで検出
大手暗号資産投資企業Galaxy DigitalとParadigmによる大量のイーサリアム移動が検出された。Galaxy Digitalは約1億ドル相当のETHをBinanceに送金し、Paradigmは過去1年で約3億ドル相当をAnchorageに移動。売却圧力が高まる中、一部投資家は買い増しも行っている。
12:25
ドイツ銀行やスタンダード・チャータード、米国で仮想通貨事業参入を検討か=報道
トランプ政権による仮想通貨規制緩和を背景に、ドイツ銀行やスタンダード・チャータードなど大手銀行が米国での仮想通貨事業参入を検討していると伝えられる。
11:30
ビットコイン実現時価総額が史上最高値を更新、強気相場継続の兆しか
ビットコインの実現時価総額が8721億ドル超の史上最高値を記録し、投資家の長期保有と資本流入の増加を示唆。短期保有者は91,000ドル付近で依然含み損を抱えており、この価格帯が今後の市場動向の鍵を握ると見られている。
10:53
SEC、ポール・アトキンスの新委員長就任を発表 アルトコインのETF審査加速に期待感
トランプ米大統領指名のポール・アトキンス氏がSEC委員長に就任したことがわかった。暗号資産(仮想通貨)規制の方針転換が加速する見通しだ。すでに申請が受理されているソラナやXRP(リップル)やなどのETF承認プロセスも加速すると予測される。
10:11
イーサリアム、現物ETFの運用資産残高が過去最低水準に
仮想通貨イーサリアムの現物ETFにおける運用資産残高が減少基調にある。17日時点で過去最低水準まで減少してきていることが示されている。
09:28
自民党・ブロックチェーン推進議員連盟、投資家保護と産業育成のバランス重視の姿勢示す 
日本の暗号資産政策の方向性が明らかになった会合では、金融庁による投資家保護と産業育成のバランス模索、経産省のWeb3実証事業の成果などが報告された。業界からはビットコインETF認可と並行した現物法制整備やレバレッジ規制緩和を求める声が上がり、5月12日に予定される次回会合での政策提言が注目される。
08:35
ビットコイン上昇、ドル安で反発か|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは、トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)への批判を強めたことを受けて米国資産に対する信認が低下しドル安が進行した。
07:50
ビットコイン、87000ドルへの反発は機関投資家信頼回復の兆し──QCPキャピタルが分析
仮想通貨取引会社QCPキャピタルが、米国のイースター休暇中のビットコイン急騰を分析。ETF資金流入の反転や金価格上昇との連動から、機関投資家の信頼回復と安全資産としての再評価の可能性を指摘している。
07:25
イーサリアムの性能が最大100倍高まる可能性、ヴィタリックが新たに提案
ヴィタリック・ブテリン氏は、仮想通貨イーサリアムの長期的な改善案を公開。今回の提案を実行することで、ケースによっては最大100倍以上ネットワークの効率性を向上できる可能性があると説明した。
06:40
70件以上の仮想通貨ETF申請が米SEC新委員長の承認待ち、XRPやADA、トランプコインも含む
米SECの新委員長ポール・アトキンス氏は就任時に72件の仮想通貨ETF申請の審査をすることに。XRPやソラナだけでなく、ドージコインやメラニア関連ミームコインまで多様な銘柄が含まれ、10月までの判断が注目される。
06:20
米国債買い戻し拡大でビットコイン10万ドル復帰の可能性、ヘイズ氏やキヨサキ氏が予測
BitMEX共同創業者のアーサー・ヘイズ氏が「ビットコイン10万ドル未満で購入できる最後のチャンス」と予測。キヨサキ氏も2025年に20万ドル到達を見込む中、米財務省の国債買い戻しプログラム拡大を背景に、仮想通貨市場の反発期待が高まる。
05:40
ストラテジー社、6556ビットコインを追加購入 5年以内に株価が10倍以上になるとの予測も
米ストラテジー社(旧マイクロストラテジー)は4月21日、6,556 BTCの仮想通貨ビットコインを追加購入したと発表した。アナリストは同社株価について強気な予測を披露。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧