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米SEC、ビットコインL2・仮想通貨「Stacks」への調査を終了 法的措置行わず

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Stacksへ法的措置は講じない予定

米証券取引委員会(SEC)は9日、ビットコインのレイヤー2プロジェクトStacks(STX)への調査を終わらせたことを通知した。Stacksに対して証券性をめぐり法的措置を行う予定はないことを意味する。

SECの執行部門は2021年のStacksメインネットの立ち上げ後に、Stacksとその開発企業Hiroシステムズの調査を開始。Hiroは、3年以上にわたって、Stacksネットワークの仕組みやHiroの役割について説明してきた。

経緯としてHiroは、当初2018年に販売したトークンを証券として扱っていたが、2021年に新コンセンサスメカニズムによるStacksの新バージョンをローンチ。ネットワークが完全に分散化されたため、証券として扱う必要はなくなったとSECに述べていた。

Hiroシステムズは、法的措置を勧告する予定はなくSECが調査を終わらせたことについて、次のようにコメントした。

今回の結果は、規制遵守を忠実に行い、ビットコインのチェーンで構築しイノベーションを行う開発者をサポートするという当社の使命を再確認するものだ。

私たちは、何よりも開発者に焦点を当てた企業であることを誇りに思っている。当社のツールはここ数年間で進化し成長しており、現在はオーディナル、BRC-20、ルーン、スタックをカバーしている。まもなく、新たにsBTCも取り扱う。

また、Stacksの共同創設者であるMuneeb Ali氏は、「革新的なオープンプロトコルの開発者の要望に応える規制システムが必要だ。私たちは、政策立案者や開発者と協力し、その実現に取り組んでいく」と述べた。

Stacksは、ビットコイン・ブロックチェーンのセキュリティを使用する、分散型アプリケーションとスマートコントラクト用のオープンソースネットワークだ。今年3月には過去最高値の3.6ドルを超えた。現在は、1.7ドル付近で推移している。

なお、sBTCは、Stacksでビットコインのスマートコントラクトを可能にする資産だ。

関連: ビットコインレイヤー2「Stacks」、9時間ほどブロック生成停止

BUSD、イーサリアム2.0についても調査終了

SECは先日、ステーブルコインの発行などを行う企業パクソスの「BUSD(バイナンスUSD)」についても、調査を完了したところだ。

BUSDはパクソスとバイナンスが提携して発行しているステーブルコインだが、SECはその証券性をめぐり法的措置を講じる予定であるという通知をパクソスに送っていた。しかしその後の調査を受けて、法的措置の勧告は行わないと結論した格好である。

関連: 「BUSDは有価証券ではない」パクソス、米SECの調査が終了したことを発表

SECは6月、イーサリアム関連の開発企業Consensysに対しても、イーサリアム2.0に関する調査を終了すると通知した。イーサリアムの販売を証券取引だとして告発しないことを意味する動きだった。

関連: 米SEC、イーサリアムを有価証券とみなさず

SEC(証券取引委員会)とは

株や債券などの証券の取引を監督する米国の政府機関のこと。1934年設立。公正な取引の確保と投資家保護を目的としており、インサイダー取引や企業の不正会計、相場操縦などを防止する。仮想通貨が有価証券に該当するかという判断も行う。

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