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トランプ氏、米副大統領候補に仮想通貨肯定派のバンス議員を選出 バンス氏は過去にSECを批判

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米副大統領候補を選出

11月の米大統領選の共和党候補であるドナルド・トランプ氏は16日、副大統領候補にJ・D・バンス上院議員を選んだことを発表した。

バンス氏は暗号資産(仮想通貨)に肯定的であるとされている米議員。同氏についてトランプ氏は、テクノロジーと金融の分野でビジネスキャリアを積んできたと説明している。

トランプ氏は今回、自身のSNSプラットフォーム「Truth Social」で副大統領候補を発表。長期に渡って考慮した結果、副大統領候補に最適な人物としてバンス氏を選んだと説明した。

バンス氏が副大統領候補に選出される可能性があることは以前から報じられていた。例えば先月には「Politico」が、バンス氏が副大統領の最有力候補であると伝えている。

この時、Politicoは5人の情報筋の話として、バンス氏がデジタル資産の法案を回付し始めたと報道。この法案は、米国の包括的な仮想通貨法案「21世紀のための金融イノベーション・テクノロジー法(FIT21)」を改善する目的で作成されているという。

法案を見た人物によれば、この法案は下院よりも仮想通貨業界に好意的な内容になっている模様だ。

関連:SECゲンスラー委員長反対も、仮想通貨重要法案「FIT21」は下院通過

また、バンス氏は2022年、25万ドル(現レートで3,950万円)相当のビットコイン(BTC)を保有していることを報告している。

関連:トランプ前大統領、予定通りビットコイン・カンファレンスに出席意向

SECの対応に懸念

バンス氏を巡っては今年の2月、他の上院議員とともに、米証券取引委員会(SEC)のゲーリー・ゲンスラー委員長に書簡を送り、仮想通貨企業DEBT Box訴訟におけるSECの不適切な行為に強い懸念を表明したことが明らかになっていた。

SECとは

「Securities and Exchange Commission」の略。株や債券など証券の取引を監督する米政府機関のこと。SECのミッションは「投資家を保護すること」「公正で秩序のある効率的な市場を維持すること」「資本形成を促進すること」である。

▶️仮想通貨用語集

書簡では、この事件への対処により、投資家を保護し、公正で秩序ある効率的な市場を維持するというSECの使命が損なわれたと指摘。さらに、SECの執行活動に対する国民の信頼を裏切るものであると批判した。

議員は、SECの倫理性に疑問を呈し、以下のように述べている。

どのような連邦政府機関であれ、特に極めて重大な結果をもたらす法的手続きに定期的に関与し、あなたのリーダーシップの下、規則制定ではなく、強制措置を通じて規制の使命を追求することが多い政府機関が、このように非倫理的でプロフェッショナリズムに欠けた態度で活動することは、到底受け入れられるものではない。

関連:「国民の信頼を損ないかねない」米上院議員らがゲンスラーSEC委員長宛の書籍で強い懸念

トランプ氏の共和党は今月、仮想通貨を支持することを正式に表明している。

関連:米共和党が正式に仮想通貨を支持、トランプ氏の発言を裏付け

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