わずか3週間で終了した大量売却
ドイツ政府の連邦刑事警察庁(BKA)の仮想通貨ビットコイン売却で得た利益は、計4,529億円(29億ドル)だった。
ドイツ当局は16日の声明で、「2024年6月19日から2024年7月12日の間に、連邦刑事警察庁の支援を得て、約49,858ビットコインの売却」を組織的に実行したと述べた。
先週土曜日に、Arkham Intelligenceがドイツ政府とタグつけたアドレスのビットコイン残高がゼロとなり、すべてのビットコインを売り切ったことは市場に安堵感を与えた。
今回のビットコインは、ザクセン州当局が海賊サイト「Movie2K」から押収したものだ。
Movie2K事件は終結していないが、ドイツ当局は声明で「進行中の刑事手続きが終了する前に貴重品を売却することは、およそ10%以上の大幅な価値下落の恐れがある場合、常に法的に義務付けられている」と、5万ほどのBTCを売却せざるを得なかった理由を説明した。