私的な資金調達活動である円卓会議
米共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏は、来週開催されるビットコインカンファレンス「ビットコイン2024」にて、トランプ氏と直接対話可能な円卓会議の参加希望者を募集している。
参加希望者には、84万4600ドル(1.3億円)を提示しているという。ブルームバーグが匿名の参加者からメールで届いた招待状を引用して報じた。
この円卓会議は、「ビットコイン2024」会議の選挙資金における私的な資金調達活動の一環として催され、企業や団体などの参加者にとっては、自らの利益や意見を政治家や政策立案者に伝え、政策や法律の決定に影響を与えるためのロビー活動の一環になり得る。
84万4600ドルの支払いのほか、個人は6万ドル、カップルは10万ドルを支払うことで、写真撮影のオプションをつけることができるという。
トランプ氏の副大統領候補であるJ.D.バンス上院議員、ビル・ハガティ上院議員(テネシー州選出)、元共和党大統領候補のビベック・ラマスワミ氏、トゥルシ・ガバード下院議員(ハワイ州選出)もこの資金調達のイベントに出席するという。
関連:トランプ氏、財務長官に仮想通貨否定派のJPモルガンダイモンCEO検討か
関連:トランプ氏、米副大統領候補に仮想通貨肯定派のバンス議員を選出