Web3への接続を提供
メッセージング・プラットフォームのテレグラム(Telegram)は7月31日のアップデートで、TON基盤分散型ウェブページをサポートするアプリ内ブラウザやミニ・アプリ・ストアを実装した。
今回のアップデートでは、アプリ内ブラウザで開いたページを折りたたんだり、下のバーから再度開いたりできるようになり、メッセージとウェブサイト、インスタントビュー記事、ミニアプリを自由に行き来できるようになった。
ブラウザは、すべてのモバイルアプリとネイティブデスクトップアプリで、TONブロックチェーン上でホストされている分散型ウェブサイトをサポートする。「これにより、約10億人の月間ユーザーがWeb3をすぐに利用できるようになる」としている。
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また、検索オプション、開発者からのアプリのプレビュー、ストーリーズと呼ばれるユーザーのコンテンツへのミニアプリの共有といったプラットフォームのアプリストアの改良に加え、ユーザーはミニアプリの支払いシステムの単位である「スター」を友人にギフトとして送ることもできるという。
今年、Telegram上の多くのTON基盤Web3ゲームが注目され、その中にはWeb3のタップトゥーアーン(tap-to-earn)ゲーム『Catizen』があり、アプリ内購入で1,600万ドルを達成した事例がある。
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