1日目で1000台予約突破
Suiブロックチェーンを開発するMystenラボは、業界初のWeb3ゲーム対応ポータブルゲーム機「SuiPlay0x1」の先行予約販売を3日に開始した。
SuiPlay0x1は599ドル(約87,000円)の価格設定で、SUI、SOL、ETHの3銘柄で支払いが可能。日本からも注文できる。
SuiPlay0x1のスペックは以下の通り。
- CPU – AMD RYZEN 7 7840U
- AMD RYZEN 780M GPU
- 16GBメモリー、512GB SSD容量+拡張可能ストレージ
- 7インチIPSベゼルレススクリーン、解像度1920×1200
- WiFi 6EおよびBluetooth 5.2
- Playtron GameOS
(比較用)以下がNintendo Switchのスペック。
- CPU/GPU – NVIDIA カスタム Tegra プロセッサー
- 4GBメモリー、32GBストレージ(microSDで拡張可能)
- 6.2インチ静電容量方式タッチスクリーン、解像度1280×720
- WiFi 802.11 a/b/g/n/ac および Bluetooth 4.1
- Nintendo Switch OS
このゲーム機は2025年上半期に出荷予定で、先行予約初日だけで1,000台以上の注文を受けたという。
Mystenラボが「SuiPlay0x1」を披露したのは今年4月で、Mystenラボが出資するゲームスタートアップPlaytron社製のハードウェアが採用されている。
この端末の特徴は、デバイス自体に依存しないゲームOS(オペレーティングシステム)を基に、PC版とモバイル版の両方のWeb2およびWeb3ゲームがプレイ可能な点。Playtronが開発する新世代のハンドヘルドゲーミングPCに最適化された軽量ゲーミングOSは、SteamやEpicなど、さまざまなストアのゲームに対応する。
Web3企業によるフィジカルデバイスの事例はまだ少ないが、SuiPlay0x1はソラナのSagaスマホに続くDePin(分散型物理ネットワーク)の製品として期待されている。
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