SUI価格上昇
主要ステーブルコインのUSDCが、暗号資産(仮想通貨)Sui上で発行される予定だ。これにより、USDC対応の15番目のブロックチェーンとなる。
SuiのネイティブUSDC立ち上げに際し、USDCのクロスチェーン転送プロトコル(CCTP)をSuiブロックチェーンにも導入する予定だ。これにより、開発者はイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)などの他のチェーンからのクロスチェーンフローを構築できるようになる。
また、Sui財団はMoviePassと提携し、USDCを利用した映画購読プラットフォームの支払い機能を提供する。このほか、購読利用に加え、「ユニークなデジタルグッズ」や「ファンステーキング」を購入できるようにする予定だ。プレスリリースによれば、ユーザーは映画への資金援助も可能になるという。
MoviePassは、現在米国市場で展開する映画定額制の大手プラットフォームである。同社のCEOであるステイシー・スパイクスは、「Web3は、映画鑑賞をより身近にし、デジタル資産を通じて観客に報酬を与える鍵となります。我々の使命は、テクノロジーとイノベーションを通じて、世界の映画ファンにインスピレーションを与えることです」と述べている。
これらの発表は17日に大型カンファレンス「TOKEN2049」で行われたもので、SUIの価格は発表を受けて上昇し現在前日比13%高となっている。
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