Heliumの無料サービスも提供
ソラナラボ傘下のスマホ子会社「Solana Mobile(ソラナ・モバイル)」は19日、二代目のスマートフォン「チャプター2」を「Solana Seeker(ソラナシーカー)」へとリブランディングしたことを発表した。
今年1月に発表された初代の「Saga(サガ)」に続く二代目のスマートフォンである「チャプター2」は、先行販売で予約注文を受け付けていたが、正式な名称は決まっていなかった。今回、ソラナラボがその名称を正式に決定した形だ。
1月以降、450ドルの価格で14万台の予約注文があり、実際の出荷は2025年初頭に開始される予定だ。
ソラナラボは今回の発表で、ソラナシーカーに搭載する特徴的なサービスの一部を公開した。
まず、ソラナ(SOL)上で展開されている分散型5G通信事業Helium Mobileから提供される、4ヶ月間無料のネットワーク利用が含まれる。
また、DePINやAIエージェントなどの主要機能も内蔵される予定だ。ユーザーはトークン化されたAIエージェントを生成することができ、ソラナエコシステム内のdAppsやプログラムと相互作用することができる。
さらに、Heliusラボが開発したデータ圧縮機能も搭載し、外部プロジェクトがエアドロップを行う際のコストを4000分の1に削減できる。
初代のサガが人気を博した要因の一つがエアドロップであり、BONK(3,000万トークン)などのエアドロップがスマホ本体の価格(600ドル)を上回ったことで、サガの転売価格が高騰していた。
その背景から、ソラナシーカーの保有者へのエアドロップも期待されている。
その他の主なスペックとして、108+32メガピクセルのカメラ、8GBのRAM、128GBのストレージを搭載する。
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