CoinPostで今最も読まれています

メタプラネット、ビットコイン購入総額は約60億円に 10億円分を追加購入

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン保有量は639.5BTC

東証スタンダード市場に上場する株式会社メタプラネット(証券コード:3350)は10月7日、108.78ビットコイン(BTC)を追加購入したと発表した。今回の取引の平均購入価格は9,192,359円/1ビットコイン、購入総額は10億円である。

最新の追加購入により、同社のビットコイン保有量は639.503 BTCとなり、累計購入総額は59億6500万円に達した。通算の平均購入価格は9,326,856 円/1 ビットコインとなっている。

メタプラネット(3350)の株価は前日比+10.59%の1,013円となり、直近1ヶ月では-2.79%の推移を見せている。

ビットコイン戦略の背景

メタプラネット社は2024年4月から、財務資産としてビットコインの購入を断続的に行ってきた。10月4日には、ビットコインのプットオプション売却により、約2億1,455万円相当のプレミアム収入を得たと発表している。

このプット売り戦略は「ターゲット買い」とも呼ばれ、満期日にビットコインの市場価格が62,000米ドルの行使価格を下回った場合、同社は同行使価格でビットコインを購入する権利を持つ。ビットコインの保有量を増やす意図を持つ同社にとって、この戦略はプレミアム収入を得ながら保有量を増やす有効な手段となっている。

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

同社の代表取締役社長サイモン・ゲロヴィッチ氏は、8月末に東京開催の国際Web3カンファレンス「WebX2024」での特別講演において、ビットコイン購入の理由について言及。コアビジネスであるホテル事業の不振を背景に、運営ホテルの売却を決断し、その資金をビットコイン購入に充てる決断をしたことを明かした。

関連:『ビットコイン大量購入、メタプラネットの戦略』サイモン・ゲロヴィッチが特別講演|WebX2024

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
10/07 月曜日
16:55
イーサリアム改善案EIP-7782「処理速度向上とDEX効率化」で注目集める
イーサリアムの新提案EIP-7782はネットワーク処理速度33%向上を目指す。スロットタイム短縮でDEX効率22%改善、年間1億ドルのコスト削減につながる可能性も。
15:05
メタプラネット、ビットコイン保有量は639.5BTCに
メタプラネットは、10月7日に10億円分のビットコインを追加購入し、累計保有量は639.5BTCに達した。プットオプション取引で2億円超の利益も確保。
14:25
重要コアアップデート「Bitcoin Core 28.0」リリースへ、攻撃に対する脆弱性を解消
DoS攻撃などへの脆弱性対策を踏まえ、ビットコインコアの重要アップグレードである「Bitcoin Core 28.0」がリリースされた。なお、ビットコイン現物ETFは10月4日に純流入に転じ、約38億円の資金が流入した。
12:13
ビットコイン長期保有者が利益確定、短期保有者にリスク選好傾向 CryptoQuant分析
仮想通貨分析企業CryptoQuantが、ビットコインの長期・短期保有者の動向を分析。長期保有者の利益確定傾向から、新高値(ATH)到達までに時間を要する可能性を指摘した。
11:42
ビットコイン200MA上回る反発、中東リスク警戒もETF資金フローは改善傾向
中東の軍事的緊張が燻り9月3日以来最大の純流出を記録したビットコインETFだったがその後回復。ビットコイン(BTC)現物の市場価格も、200日移動平均線(200MA)の63,551ドルを超える反発を見せた。
09:39
TON、ミームコインを盛り上げる分散型プラットフォーム『Memelandia』ローンチ
テレグラム発のブロックチェーンTONが、ミームコイン特化の分散型空間Memelandiaを公開した。エコシステムの活性化を目指す。
10/06 日曜日
13:00
今週の仮想通貨市場、主要アルト材料まとめ アプトス日本進出やスイ「Walrus」発表
ビットコイン、イーサリアム、ソラナ、XRP、スイなど主要仮想通貨銘柄の最新動向を解説。価格変動や市場の影響要因、中東情勢や米雇用統計、ETFの動きまで、今週の注目トピックをまとめた。
11:30
ビットコインは中東情勢不安定化で神経質な値動き、ETFへの資金フローに引き続き注目|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリストが、今週のビットコイン(BTC)相場と来週の展望を分析。中東情勢の不安定化すによりビットコインは神経質な値動きが続く中、機関投資家のビットコイン現物ETFへの資金フローが注目される。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|米SECのリップル裁判控訴に高い関心
今週は10x Researchによるビットコイン相場分析、金融庁による仮想通貨規制の抜本的見直し、米SECによるリップル裁判控訴に関するニュースが最も関心を集めた。
10/05 土曜日
14:30
Ubisoft新作「Captain Laserhawk: The G.A.M.E.」、アービトラムでNFTリリースへ
新ゲーム「Captain Laserhawk」 フランスの大手ゲーム会社Ubisoftは、近日中にイーサリアムレイヤー2のアービトラム上で1万体のNFTコレクションを発売する計…
13:00
26000以上のBTC保有 米マラソン、ビットコインHODL戦略を継続
米マイニング大手マラソンがビットコインHODL戦略を継続。9月に売却を行わず26,842BTCを保有している。9月の採掘実績も発表した。
11:30
ビットワイズ、ビットコインとイーサリアム先物ETFで戦略変更 米国債ローテーションを採用
ビットワイズが3つの仮想通貨先物ETFの戦略変更をSECに申請。独自の「トレンドワイズ」戦略で市場下落時に米国債へローテーション。
10:45
EigenLayer、8億円の仮想通貨EIGENが不正売却 公式側が調査
イーサリアムのリステーキングプロジェクトEigenLayerで約8億円相当のEIGENトークンが不正売却。投資家のメールが侵害され、攻撃者がトークンを売却。
07:40
IMF「エルサルバドルはBTC投資に制限を」
仮想通貨ビットコインへの公的な投資に制限を課すことなどをIMFはエルサルバドルに勧告。IMFの報道官が会見で、同国のビットコイン政策に言及した。
07:15
コインベース、欧州でUSDTなどのステーブルコイン廃止へ MiCA法準拠で
大手仮想通貨取引所コインベースは10月4日、年末までに欧州連合(EU)域内で規制に準拠していない「ステーブルコイン」の上場廃止を行うと発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア