S&P500の廃止を目指すミームコイン「SPX」
大手暗号資産取引所Bybitは29日、イーサリアム(ETH)基盤のミームコイン「SPX6900(SPX)」の永久先物取引を提供開始した。
永久先物(パーペチュアル)とは、通常の先物取引とは異なり満期日がなく、現物市場との価格乖離を抑制するためにファンディングレート(資金調達率)による保有コストが発生する仕組みで、仮想通貨市場で広く採用されている。
バイナンスが上場したのはSPXで、最大25倍のレバレッジがかけられる。
SPXとは、2023年8月にローンチされたERC20のミームコインで、米主要株指数S&P500よりも高い時価総額を達成するという独自の目標を掲げ、人気が高まってきた。
価格は9月に16倍高、10月には5.7倍高のパフォーマンスを記録。現在の時価総額は9.3億ドルで、コインゲッコーで92位にランクインしている。
また、SPXは昨年12月にソラナ(SOL)へブリッジされ、現在はERC20およびソラナのWormhole版トークンがそれぞれのチェーンで取引されている。
SPXのほか、最近注目を集めているAI系ミームコインGOATも、先週24日にバイナンスへ先物取引として上場。こちらは75倍のレバレッジが提供されている。
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