- リスク・アジアツアー東京ミートアップ詳細
- アジアツアー後もリブランディングやSDK、Lisk上場ニュースなど今後も注目の通貨です。
Our second meetup in #Tokyo was packed. Thanks to our #Lisk community in Japan for coming!#LiskAsia #LforLisk #Blockchain #cryptocurrency pic.twitter.com/DgFlKKxbVP
— Lisk (@LiskHQ) 2017年9月25日
9月23日土曜日、ブロックチェーンラボさん開催によるリスクミートアップが行われ、CoinPostの運営者の一人がミートアップに参加しました。
ミートアップではリスク創業者の一人マックス氏とトーマス氏が参加し、リスクの今後について語ってくれました。会場には約300人が参加し、2時間ほどじっくりとセミナーが行われました。
会場は満席で、仮想通貨メディアの関係者よりも、個人トレーダーが多く集まっていた印象です。
Lisk創業者の一人であるマックス氏とマーケティング部門担当のトーマス氏がプレゼンテーションを行い、日本人通訳の方が同時通訳を行っていました。
質疑応答の場面でも、一人一人に丁寧に回答し、将来の展望についても詳しく述べて頂きました。
話された内容についてまとめていきたいと思います。
リスクについて知りたい方はこちらから!
ミートアップでの内容まとめ
リスクの考え方/ICOのお金
ブロックチェーンに参入するにはハードルが高く、またイーサリアムでの開発だと早いプロダクトサイクルが見込めない為、誰もがよく知り、簡単に開発に携われるJava scriptでの開発が行われました。
リスクはより多くの人に開発に携われる環境を整備し、より早いスピードでの成長を目指します。
2016年3月にICOが開始し1万4千ビットコインを集め見事に資金調達成功(100million ドル)。
現在それらのお金はスイスの銀行にて保管されているそうです。スイスに保管されていると言うことでより安全な環境でのみなさんのお金を管理しているとマックス氏も強調をしていました。
アジアツアーの目的
今回印象を受けたのはリスクがリブランディングに力を注いでいることです。
今回のアジアツアーもリブランディングの一環の一つで、より多くの人にリスクを知ってもらうことを目標としているそうです。
また、現在ベルリンベースで仕事をしているためアジアからの開発者がいないため、アジアからの新しい人材採用を目標にツアーを行ったことも言及していました。
マックス氏は、「技術力があり、英語ができ、ベルリンに住める方はぜひリスク側に採用に関してのメールをして下さい」と話していたので興味のある方はメールを送ってみてはいかがでしょうか。
リスクの今後
2017/10月
- リブランディングが本格化
- 取引所でリスクが取り扱われる可能性
2017/11/12月
- リスクSDRリリース
- リスクcore1.0リリース
- サイドチェーンを各々構築できるようになる
リスクxICO
リスクはイーサリアムやNEOなどのスマートコントラクト属性のプラットフォーム型仮想通貨。今回のミートアップでも マックス氏は「LISKブロックチェーン上でICOを行える構想」についても発言していました。
リスクのプラットフォーム上でICOが行われるということはLSKを持っていないとICO投資ができなくなるため今後リスクがイーサリアムのような価格上昇を遂げる可能性があるかもしれません。
リスクx SDK
LiskSDKリリースとともにJavascriptの技術者は自分で開発をすることができるようになり、より多くの開発者がリスクの開発に携われるようになるでしょう。
また、フレキシブルにネットワークを繋ぐことができ多くの連携が可能になるそうです。
リブランディング
現在多くのお金と時間をリブランディングに費やしており、10人のデザイナーさんを雇いながら、サイトやロゴなどのデザインを変えていく予定だそうです。
下記の図でもわかるようにすでにrelevance とTaikonautenの元、今年度からリブランディングが始まっています。
今後は、より世界の人にリスクについて知ってもらえるように動画配信や仮想通貨メディアを積極的に運営していくとのことでした。
Lisk CoreそしてSDK「Software Development Kit」ソフトウェア開発キット」がリリースされる11月か12月の前からデザインなどを含めリブランディングが本格化する予定です。
以下が今後のリブランディングの予定です。
政府の規制についてのマックス氏のコメント
最後、質疑応答の時に今後の政府の規制についてリスクはどのように対応していくのですか?と言う質問に対して
マックス氏は
「たとえどれだけ政府が規制をしようとしてきても分散型集権はなくなることはありません。今回の中国政府のICO禁止、取引所規制に関してはリスク側も想定内であり今後も柔軟に対応していきます。また、マーケティングに関しても新しい発表やプロジェクトの開始タイミングを考えていく必要があります。私たちがやらなければいけないことは、政府や企業に仮想通貨の良さを伝えていくことです。またリスクはベルリンにリスクアカデミーなどを建設したいと言う願望があり、教育にも力を入れていきたい。今後もこうしたアジアツアーやいろんなミートアップに参加し仮想通貨の素晴らしさを伝えていければと思います。」
とコメントしました。
ミートアップを終えて
マックス氏、トーマス氏そしてリスクチームの情熱が伺えるミートアップであったと思います。
CoinPostでもより多くのミートアップやカンファレンスに出席してリアルな現場の情報も投稿していければと思っています。
現在はムンバイでのミートアップも終わり、アジアツアーは終了しました。今後リブランディング効果は価格とともに証明されていくのではないでしょうか。