更なる買い増し
米上場の大手仮想通貨マイニング企業マラソン・デジタル(MARA)は、約1,510億円の転換社債を活用し、11月に6,474 BTCを追加購入。これにより、同社のビットコイン保有量は34,797 BTCに拡大した。購入価格は、1BTCあたり約1,430万円(95,395ドル)で、現在の保有価値は5,000億円超に達している。
MARAはまた、2030年満期の0%転換社債の発行および販売を完了し、この調達資金の約300億円を、2026年満期の既存転換社債の買戻しに充てる計画を明らかにした。残りの資金は、さらなるビットコイン購入および一般的な企業目的に充てられる予定だ。
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さらに同社は、適格機関投資家向けに約1,050億円の転換社債を追加発行する計画を発表。この新たな資金調達により、2026年満期の社債の一部償還とビットコイン獲得を継続できる。取引コストが差し引かれた後、将来のBTC価格下落時に備えて約240億円の資金が残される。
この戦略は、マイクロストラテジー社のアプローチに類似しており、企業債務を活用してビットコインを蓄積する新たな投資モデルとして注目を集めている。一方、MARAは採掘したビットコインを売却せずに保有する戦略も取っている。
MARAの株価は28日に7.8%上昇し、年初来では17.40%の値上がりを記録した。
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