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ソラナ主要ウォレットPhantom、SUIを取り扱い開始 スイ価格続伸

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Phantomと提携でSUI価格上昇

レイヤー1ブロックチェーンSui(スイ)の開発を支援するSui財団は5日、マルチチェーンウォレットPhantom(ファントム)が暗号資産(仮想通貨)SUIを取り扱うようになったと発表した。

発表を受けて、SUIは一時4.4ドルまで上昇。記事執筆時現在は4.2ドル付近を推移している。

ファントムウォレットは、当初ソラナ(SOL)専用だったが、現在はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)などマルチチェーンに対応しているところだ。

月間アクティブユーザー数は700万人で、年間累計のオンチェーントランザクション総数は5億6,000万件を超えている。ステーキング、アプリ内トークンスワップ、NFT(非代替性トークン)ストレージ、ハードウェアウォレットLedgerとの連携などの機能を備えている。

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Sui財団のエコシステム・グローバル責任者ジャミール・カルファン氏は次のようにコメントした。

ファントムウォレットとSuiの提携は、Suiのエコシステムにとって大きな飛躍となる。これにより、Suiコミュニティが求めていた機能を備えた、ファーストクラスのウォレット体験にアクセスできるようになる。

関連スイ(SUI)の買い方|元Meta開発者が手掛ける仮想通貨の将来性、おすすめ取引所の選び方

DeFiのTVLが2,600億円到達

SuiのネットワークではDeFi(分散型金融)プロジェクトも成長しているところだ。

現在の預かり資産(TVL)は約17億ドル(約2,600億円)に到達。DeFiLlamaによると、ブロックチェーン別TVLランキングでは、ビットコインの約36億ドル(約5,400億円)、アービトラムの約33億ドル(約4,960億円)に続く8位にランクインしている。

出典:DeFiLlama

SuiのDeFiでは、流動性プロトコルのNAVIに続いて、貸借プロトコルのSuilendがTVLで2位に浮上しているところだ。3月にローンチして、現在のTVLは4.5億ドル(約676億円)に達した。

Suilendは6日、600万ドル(約9億円)を資金調達完了したと発表している。Robot Venturesが主導し、Delphi Ventures、Figment Capital、Mysten Labsやその他のベンチャーやエンジェル投資家などが出資した。

Suilendは2025年1~3月期に、資本効率の高いAMM(自動マーケットメーカー)である「STEAMM」を立ち上げる予定だ。流動性をSuilendと共有し、利回りを生成することで、流動性効率と収益性の向上を目指す。

その他に、SuiのDeFiではAMMのCetusや、貸借、貸付派生商品、スワップUIなど様々な機能を提供するScallopも活発だ。

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自動マーケットメーカーとは

英語で「AMM:Automated Market Maker」。一定の既定ルールに従い、自動でのマーケットメイクを可能にするシステムを指す。

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