来年1月にピークか
ビットコインは今月初めに10万ドルの大台を突破して以来、高いボラティリティを見せているが、暗号資産(仮想通貨)のリサーチ企業K33によると、1月中旬頃には新たな史上最高値を記録する可能性があるという。MarketWatchが25日に報じた
12月17日には108,135ドルの史上最高値を記録したが、その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が2025年の利下げ回数を減らす方針を示したことを受け、株式市場とともに価格が急落した。
K33のリサーチ責任者であるヴェトレ・ルンデ氏によれば、ビットコインの過去3回のサイクルデータを基にすると、最初の史上最高値から最後の最高値までの期間は平均318日。このサイクルでは今年3月5日に最初の最高値(73,097ドル)を記録しているため、来年1月17日頃に最終的なピークを迎える可能性があると推測されている。
ビットコインの価格動向については4年ごとのサイクルで分析されることが一般的だ。このサイクルは、主に供給量を調整する「半減期」と呼ばれる仕組みに基づいている。今年4月に半減期が実施され、現在のサイクルが展開している。
1月中旬に新たなサイクルピークを迎えるとすれば、ドナルド・トランプ氏が米国大統領に就任するタイミングと重なることになる。ルンデ氏は「トランプ氏の選挙勝利が第4四半期の強力なラリーの引き金となり、就任式が勢いの自然な結末となるだろう」と述べている。
過去のサイクルピーク価格を基にすると、今回のピークではビットコインが146,000ドルに達する可能性がある。また、市場時価総額を参考にすると、ピークは212,500ドルになる可能性も指摘されている。
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現在、年末が近づくにつれ市場のセンチメントは弱まりつつあると、仮想通貨取引会社QCPキャピタルは指摘しているという。月曜日時点ビットコイン現物ETFは3日連続で資金流出を記録しており、投資家の強気姿勢は後退しているようだ。
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一方、今年もクリスマスのサンタクロースラリーが発生し、ビットコインは26日に再び99,000ドル台を回復した。
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