はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

「日本ユーザーにビットコインステーキングの機会を」Zaifが新プロジェクト開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの新サービス構築へ

暗号資産(仮想通貨)取引所Zaifは25日、ビットコイン(BTC)のステーキングサービスの提供に向け、新たなプロジェクトを開始することを発表した。

ビットコインを「持つだけ」から「増やす手段」へ変える機会をユーザーに提供することが目的。暗号資産に肯定的なトランプ氏が米大統領選に勝利したり、国家らがビットコインを保有しようとする動きが見られたりしてビットコインの資産性の向上が予想される中、より効果的に資産形成できる手段を提供することを目指す。

ステーキングとは

暗号資産を預け入れ、ネットワークの運用に貢献することで報酬が得られる仕組みのこと。

▶️暗号資産用語集

今回のプロジェクトでは、ビットコインのステーキングソリューションの開発などを行うBfluxと協業する。両社で協力し、Babylonのプロトコルを活用して、Zaifのユーザーにビットコインステーキングのサービスを提供できるようにしていく。

Zaifの代表取締役社長である大島卓也氏は、今回のプロジェクトについて、以下のようにコメントした。

世界的にも非常に注目されているBabylon Bitcoin Stakingの価値を、確かなノウハウと技術力を持つBfluxの皆様と共に日本のユーザーに届けられることが楽しみで仕方がありません。

1日も早くサービスをリリースできるよう、全力でプロジェクトを進めてまいります。

また、Bfluxのショーン・キムCEOのコメントは以下の通り。

Zaifと協力して、日本のユーザーにビットコインステーキングを提供できることを嬉しく思います。

Babylonのネイティブビットコインステーキングは、ビットコインエコシステムの新たな可能性を切り開くものであり、非常に意義深いものです。私たちは、このような新しいテクノロジーに取り組むZaifの取り組みと意欲に感謝しています。

Babylonとは

Babylonのプロジェクトは、ビットコインをステーキングできるようにして、ビットコイン所有者が金利を稼ぐことができるよう取り組んでいる。本来ビットコインは、コンセンサスの仕組みに「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」ではなく「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」を採用しているため、ステーキングはできない。

関連仮想通貨のPoS(プルーフ・オブ・ステーク)とは|PoWとの違いとメリットを解説

そこで、Babylonのプロジェクトは、PoSを採用する他のブロックチェーンに対してビットコインをステーキングできる仕組みを構築。ビットコイン所有者は、どのPoSチェーンにステーキングするかを選んで、ビットコインをロックする。

Babylonの大きな特徴は、ビットコインをブリッジせず、秘密鍵を自身で管理(セルフカストディ)してステーキングできること。これまで、大手VCのPaladigmやバイナンスラボなどから出資を受けており、注目度が高いプロジェクトだ。

関連ビットコインのステーキング・プロトコル「Babylon」、Paradigm主導で110億円を資金調達

「DefiLlama」のデータによれば、Babylonで運用のためにロックされた資産の総価値「TVL(Total Value Locked)」は56億ドル(約8,800億円)超。ビットコインのプロトコルの中でトップである。

出典:DefiLlama

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

関連おすすめ国内仮想通貨取引所 投資家のクチコミ比較ランキング

ビットコイン|投資情報・価格チャート
CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/26 木曜日
18:00
仮想通貨BNB、国内4例目の上場へ ビットポイントが取扱開始
世界最大の暗号資産取引所バイナンスが発行するBNB(ビルドアンドビルド)が、ビットポイントで取扱開始した。時価総額5位の注目銘柄が国内4例目の上場となる。
17:00
ソニー発L2「Soneium」に向けたAstar Surge 参加方法と注目プロジェクト解説
ソニーグループとAstar Networkが推進する次世代L2「Soneium(ソニューム)」のエコシステム参加権を獲得できるキャンペーン「Astar Surge」の解説。2025年2月までASTRホルダーなら参加可能。安全な参加方法から将来の展望まで。
14:25
TON Japan、新時代エンタメプラットフォーム「REDX」とパートナーシップを締結
世界10億人が利用するTelegramのWeb3アクセラレーターTON Japanが、東京タワー発の次世代エンタメ施設RED°と提携。NFTやクラウドファンディングを活用した革新的なファンエンゲージメントモデルをグローバル展開へ。
11:47
10万ドル再接近後のビットコイン横ばい推移、コインベースプレミアムの低下が示唆するもの
暗号資産(仮想通貨)市場では、サンティメントのデータで大口投資家の一貫した保有・蓄積傾向が確認された。一方、コインベース・プレミアム指数の低下で機関投資家の慎重姿勢が浮き彫りに。薄商い続くクリスマス相場の展開に注目。
11:20
2024年は「ミームコイン」が最大の仮想通貨トレンド=CoinGecko
CoinGeckoは2024年の仮想通貨市場で注目を集めたトピックを発表。ミームコインやAIやRWA、ソラナなどが上位にランクインした。
11:02
金融庁、金融界団体と懇談会開催へ 日本暗号資産取引業協会も参加
金融庁は仮想通貨を含む金融機関全般の内部監査水準を向上させることを目的に「金融機関の内部監査高度化に関する懇談会」を2025年1月25日に開催することを発表した。
10:25
ビットコイン準備金に関する質問について、日本政府が公式回答
日本政府および石破総理は今月20日、浜田議員からの「米国などが進めているビットコイン準備金導入の動き」に関する質問に対し、公式回答を示した。
10:15
韓国の仮想通貨投資家が大幅増加 トランプ氏再選で市場に期待か
韓国の仮想通貨投資家数が11月に大幅増加し、資産総額は11兆円規模に。仮想通貨支持のトランプ氏が再選した影響とみられる。
09:30
イスラエル、6本のBTC投信を同時にローンチへ
イスラエルで仮想通貨ビットコインの6本の投資信託が同時にローンチされることがわかった。当局の承認を得ており、投資家の関心の高まりが期待されている。
07:20
Zaif、ビットコインステーキングサービス構築へ
仮想通貨取引所Zaifは、ビットコインのステーキングサービス提供に向けプロジェクトを開始。ビットコインの資産性の向上が予想される中、より効果的に資産形成できる手段を提供することを目指す。
06:50
仮想通貨取引所BitgetのBGBトークン、3.5倍上昇で時価総額25位に その背景は
海外仮想通貨取引所大手Bitgetのプラットフォームトークンである「BGB」が高騰し、年初来約10倍のパフォーマンスを見せた。また、過去1か月で3.5倍の上昇率を記録し、25日にコインマーケットキャップで時価総額が25位にランクインした。
06:10
ビットコインの価格、2025年1月に新たな最高値到達か K33アナリストが相場分析
仮想通貨のリサーチ企業K33は仮想通貨ビットコインが2025年1月中旬頃には新たな史上最高値を記録する可能性があると指摘。
12/25 水曜日
17:51
DAO議論が念頭に置くべきことと、ソラナMetaDAOの貢献|寄稿:大木悠
集団の利益のために行動できない人間の弱さ。政治思想史が長年追求してきた課題に、Solana基盤のMetaDAOが予測市場という新たな解決策を提示。DAOの本質的な議論とは。
17:00
ハイリキが注目される理由│次のエアドロップ機会は?利用方法・リスクを解説
Hyperliquid(ハイパーリキッド:ハイリキ)のエアドロップ情報と特徴を解説。HYPEトークンの価格高騰要因、次回エアドロップの参加方法、流動性提供(HLP/Vaults)の仕組み、投資リスクまで詳しく紹介します。
16:00
アダム・バック氏が語るビットコインの強みとL2ソリューション、日本市場への期待 【独自取材後編】
Blockstream創設者のアダム・バック氏は、同社が開発するLiquidネットワークの安全性を強調し、20億ドル規模の採用が行われている現状について語った。日本のRWA分野での進展にも興味を持っており、 Liquidを基盤とした日本円ステーブルコインのユースケースを紹介した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧