はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

サークル社、トランプ次期米大統領の就任式にステーブルコイン「USDC」で約1.6億円を寄付

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ステーブルコインで寄付

サークル社のジェレミー・アレールCEOは9日、ドナルド・トランプ次期米大統領の就任式実行委員会に、同社が発行するステーブルコイン「USDC」で100万ドル(約1.6億円)を寄付したと公表した。

就任式実行委員会がUSDCで寄付を受け付けたことについて「これは我々がどのくらい発展したか、デジタルドルの可能性や力がどれだけあるのかを示している」とコメント。大統領選で早くから暗号資産(仮想通貨)を支持する姿勢を強く示したトランプ氏の就任式は現地時間20日に迫っている。

ステーブルコインとは

価格が常に安定するように設計された仮想通貨のこと。法定通貨または仮想通貨に価値が裏付けられていたり、アルゴリズム等で価格を安定させたりする様々なステーブルコインが開発されている。

▶️仮想通貨用語集

関連初心者にもわかるステーブルコインとは|特徴やユースケースを解説

トランプ氏は選挙活動中も仮想通貨業界から多額の寄付を受けてきた。大統領選後も就任式に向けてサークル社の他、すでにコインベースやクラーケン、リップル社らが寄付を行なっていることが伝えられている。

関連コインベースやリップル社ら、トランプ次期大統領の就任式に多額寄付

大統領選前後の言動から、次期トランプ政権は仮想通貨に友好的な規制を行うとみられている。現在、米国ではステーブルコインに関する法案を審議中だ。

関連仮想通貨市場の未来は? トランプ氏が2024年米大統領選で再選

過去の審議では民主党と共和党間で議論が紛糾した様子が伝えられているが、議員で広範な支持を得られていることも明らかになっている。

仮想通貨運用企業Bitwiseのマット・ホーガン最高投資責任者は24年4月、米国で包括的なステーブルコイン法案が可決した場合、仮想通貨の広範な普及という面でビットコイン(BTC)現物ETFの承認と同等か、それ以上に大きな影響を与える可能性があると述べていた。

ステーブルコインの可能性

ステーブルコインの用途や可能性を評価しているのはホーガン氏だけではない。

例えば、米財務省は24年10月、法定通貨に裏付けられたステーブルコインの普及が米国短期国債の需要増加につながっている可能性が高いと指摘した。

当時の報告書によれば、ステーブルコインの担保資産の多くは短期国債および財務省が保証するレポ取引で構成されており、総額1,200億ドル(約19兆円)が直接米国債に投資されていると推計されている。

また、英大手スタンダード・チャータード銀行は同11月、Zodia Marketsと共同でステーブルコインに関するレポートを発表し、「近年、仮想通貨取引以外の用途にステーブルコインが使用されるケースが顕著に増加しており、仮想通貨初のキラーアプリとなる可能性が高い」と指摘した。

その際、仮想通貨取引だけでなく、従来の金融(TradFi)で提供されている米ドル建の貯蓄や取引、米ドル建のクロスボーダー取引などに、ステーブルコインが使用されるようになっていると説明している。

関連「ステーブルコインは最初のキラーアプリ」=スタンダード・チャータード銀レポート

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/11 金曜日
07:45
ビットコイン供給ショック、次の急騰で15万ドル到達可能か 利確警戒も
仮想通貨ビットコインの流通量の8割以上が長期保有者に集中し、企業による保有も加速。供給逼迫と新たな需要が重なり、価格は連日過去最高値を更新した。
06:35
株価前日比2倍急騰、BIT Miningがビットコインからソラナへ戦略転換
NYSE上場のBITマイニングがソラナエコシステムへの戦略転換を発表。最大3億ドル調達でSOL蓄積計画を明らかにし、保有仮想通貨の全額転換とバリデーター運営を予定。
06:15
DeFi業界に朗報、米国税庁が仮想通貨ブローカー規則を正式撤廃
米財務省とIRSが分散型取引所への顧客情報提出義務を課すDeFiブローカー規則を正式撤廃。議会決議とトランプ大統領の署名を受け、連邦税法から完全削除された。
05:55
ミームコイン急騰、PENGUやWIFが市場を牽引
ビットコイン11.3万ドル突破でミームコイン全体が10%上昇。PENGUが30%、ドージコインが8%高となり、SECのETF承認への期待感からトレーダーの注目を集める。
05:45
コインベースとパープレキシティAI、仮想通貨データ連携
仮想通貨取引所大手コインベースがパープレキシティAIと連携し、リアルタイム仮想通貨データサービスを開始。トレーダーの意思決定支援を目的とし、AI統合による市場分析機能を段階的に展開する。
07/10 木曜日
14:35
仮想通貨取引所のキャンペーン・特典情報【2025年7月最新】
2025年7月更新:主要な暗号資産(仮想通貨)取引所が展開するキャンペーンと特典情報を徹底解説。仮想通貨取引の第一歩は、国内取引所の口座開設。初心者もトレーダーもキャンペーンや特典を駆使して、投資の機会を最大限に活用しましょう。
14:17
日本国内の仮想通貨取引所が急成長、SBIVCの顧客預かり資産が8ヶ月で2.5倍の5000億円に
SBI VCトレードが預かり資産5,000億円突破を発表した。DMM Bitcoinの顧客移管のほか、仮想通貨の価格上昇、トランプ政権期待による新規参入が成長を牽引。わずか8か月で2.5倍の急拡大を実現し、国内暗号資産市場の拡大を象徴する動きとなっている。
14:00
懐疑派ウォーレン議員、トランプ政権批判で仮想通貨市場規制強化案を提案 ガーリングハウスCEOの証言にも注目
米上院のウォーレン議員が仮想通貨市場規制に向けた5つの原則を発表した。証券法の維持、投資家保護、金融システム安定性確保などを重視し、共和党によるイノベーションを重視した指針とは対照的な内容となっている。
13:30
エミレーツ航空が仮想通貨決済導入へ、来年から利用開始予定
エミレーツ航空が取引所クリプトドットコムと提携し、仮想通貨決済システムの統合を発表。来年の導入を目指し、顧客の支払い選択肢を拡大する。
13:00
ビットコイン、長期保有者の割合が74% 15年ぶりの高水準に=ARK Invest
ARK Investが仮想通貨ビットコイン市場の最新レポートを発表。長期保有者の割合が74%と15年ぶりの高水準を記録したと指摘した。また、ビットコインドミナンスも上昇している。
12:00
ステーキング 主要取引所の仮想通貨別・年率報酬を徹底比較
【2025年7月最新】国内主要取引所のステーキング対応銘柄と年率を一覧比較。イーサリアムやソラナなど人気コインの高利率サービスを紹介し、各取引所のメリット・デメリットや税金のポイントも解説します。
11:49
ビットコイン過去最高値更新 機関投資家の買いが相次ぐ中、アルトコインの買い戻し進む
ビットコインが史上最高値の111,320ドルを更新。機関投資家による大規模な資金流入が続く中、ETF市場では7月だけで45億ドルが流入。イーサリアムやXRP(リップル)などアルトコイン市場にも上昇の波が波及し、幅広い暗号資産が堅調な回復基調を示している。
11:12
BNBトレジャリー設立、10XキャピタルとYZiが協力し米上場目指す
YZiラボ(元バイナンスラボ)が10Xキャピタルと連携し、BNBトレジャリー会社設立を発表。米取引所での上場を目指し、BNBチェーンエコシステムに焦点を当てた投資機会を提供する。
10:11
米SEC、PENGU現物ETF申請を受理 ミームコインETFに追い風か
米証券取引委員会がカナリーPENGU現物ETF申請を受理。新ルール整備により秋頃に多くの仮想通貨現物ETF承認の見通し。
09:40
ギリシャ、Bybitハッキングで盗まれた仮想通貨の一部を回収 同国初
ギリシャ当局がBybitハッキング事件で盗まれた仮想通貨の一部を回収した。北朝鮮ハッカー集団「ラザルス」が盗んだ資金の追跡でブロックチェーン分析技術を活用している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧