CPIなどの経済データが反発要因に
AIエージェントの仮想通貨セクターは15日から大幅に反発し、複数の主要銘柄が2桁の上昇率を記録している。(以下24時間上昇率)
- FARTCOIN(ミーム):+11.2%
- AI16Z(フレームワーク):+20%
- VIRTUAL(フレームワーク):+30%
- AIXBT(情報プラットフォーム):+42.4%
- VADER(投資DAO):+44%
- ARC(フレームワーク):+47%
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特に情報プラットフォーム分野に特化したAIXBTは40%以上高騰し、市場最高値を更新した。AIXBTの上昇背景には、OKXへの現物新規上場といった好材料があった。
これらの新興銘柄は12〜14日には大きな調整局面に入ったが、その後発表されたPPIやCPIなどの米経済データが利下げペースが鈍化するとの懸念を後退させたことを受け、ビットコイン(BTC)と共に反発し、上昇トレンドを再び取り戻した。
仮想通貨のAIエージェントセクターはまだ新しいためボラティリティが激しく、新規銘柄が続出している状況だが、半導体最大手エヌビディアのジェンスン・フアンCEOが先週のCES2025イベントで「AIエージェントが新しい時代を築く」と発言したことを受け、注目がより一層高まってきた。
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