ビットコイン現物取引所取引で首位
暗号資産(仮想通貨)取引所Coincheck(コインチェック)は21日、板取引ができる「取引所サービス」で、2024年下半期(7-12月期)のビットコイン現物取引高が国内首位を獲得したと発表した。
ビットコイン価格の上昇基調に加え、取扱銘柄の拡充や取引機能の強化が取引量増加を後押ししたとみられる。
「取引所」とは、ユーザー間で売買をマッチングする板取引のこと。販売所が運営会社との相対取引であるのに対し、取引所では他のユーザーとの売買が可能だ。コインチェックでは取引所サービスをブラウザ版のみで提供している。
取引所で20銘柄の取扱い
近年、同サービスでの取扱通貨を増やし、20銘柄まで拡大。2024年9月にはリップルなど6通貨(ETH、XRP、SHIB、XEM、IOST、ENJ)、11月に4通貨(AVAX、BCH、IMX、CHZ)の新規取扱いを開始した。さらに今年1月20日からはドージコイン(DOGE)の取引所サービスも開始した。
市場の健全性確保も重視しており、2024年11月には不正取引を防ぐ対当売買防止機能を導入。DOGEの取引開始に際しては、サーキットブレーカー制度やプライスリミットなど、急激な価格変動から投資家を守る安全策も実装した。
コインチェックの取引所取引では、ビットコイン(BTC)、ドージコイン(DOGE)など、多くの銘柄で取引手数料を無料に設定しており、競争力のある手数料体系となっている。
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コインチェックとは
Coincheck(コインチェック)は2012年の設立以来、日本の暗号資産業界を牽引してきた金融庁認可の取引所。東証プライム市場上場のマネックスグループ傘下として、堅固な経営基盤とセキュリティ体制を確立。
親会社のCoincheck Group N.V.は2024年12月に米ナスダック市場へ上場。アプリのダウンロード数は700万件を突破し、国内暗号資産取引アプリとして6年連続で首位を維持している。
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※取引高順位は、国内暗号資産交換業者の取引所における2024年7-12月の月次取引高(現物取引可能な市場のみ)について、日本暗号資産等取引業協会および各社の公表情報を基に同社が集計。 ※対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月〜2024年12月 データ協力:App Tweak本記事は企業の出資による記事広告やアフィリエイト広告を含みます。CoinPostは掲載内容や製品の品質や性能を保証するものではありません。サービス利用やお問い合わせは、直接サービス提供会社へご連絡ください。CoinPostは、本記事の内容やそれを参考にした行動による損害や損失について、直接的・間接的な責任を負いません。ユーザーの皆さまが本稿に関連した行動をとる際には、ご自身で調査し、自己責任で行ってください。