WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

期待感剥落のビットコイン冴えない値動き、トランプ新政権の見通し掴めず

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マクロ経済と金融市場

22日の米NY株式市場は、ダウ平均株価は前日比+130.9 ドル(0.30%)の44,156ドル、ナスダック指数は+252.5 (1.28%)ポイントの20,009ポイントで取引を終えた。

東京株式市場では、日経平均株価の前引けは前日比+183.8円(0.46%の39,830円となった。

一方、トランプ大統領の就任前に期待先行で上昇していた日米の暗号資産(仮想通貨)関連銘柄は、ビットコイン(BTC)失望売りの影響で軟調な展開が続く。

前日比ではマイクロストラテジーが-3%の377ドルになったほか、マネックスが-1.0%の905円、メタプラネットが-5.8%の4,005円、REMIXが-4.6%の509円と下落した。

関連:トランプ就任演説「ビットコイン」への言及なしで失望売り、TRUMPやMELANIAは思惑先行の乱高下

仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比-2.5%の1BTC=102,850ドルに。

BTC/USD日足

1月28日~29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控える中、積極的なポジションは取りにくい。CME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)のFedWatchツール(金融市場参加者の金利見通し)では、99.5%が政策金利の据え置きを予想している。

ドナルド・トランプ米大統領の言動や大統領令の行方、政府の政策に関する不確実性が続いていることが影響を及ぼしているものと見られる。

ブルームバーグのETFアナリスト、ジェームズ・セイファート氏の報告によれば、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が2月10日にXRPとソラナ(SOL)の先物取引開始を予定していることが明らかになった。

関連:仮想通貨XRPのグローバルイベント開催へ リップル社が内容を発表

CMEのベータ版ウェブサイトから得られた情報によると、新商品は月単位での金銭的決済が可能で、指数終値ベース取引(BTIC)とブロック機能を備える予定である。トレーダーにより高い柔軟性と精度をもたらすとしており、標準サイズとマイクロサイズの両オプションが用意される見込みだ。

この動きは、XRPとソラナへの機関投資家の関心の高まりを反映している。スタンダードチャータード銀行は先日、両通貨のETF(上場投資信託)が2025年までに承認される可能性を指摘。JPモルガンも、承認後1年以内に最大136億ドルの投資を引き付ける可能性があると試算した。

ただし、規制面での課題も残る。証券取引委員会(SEC)は昨年、VanEck、21Shares、Bitwise、Canary Capitalが申請したソラナETFの審査を停止した。

バイデン米前政権の米国証券取引委員会(SEC)は、ソラナETFの申請企業に対し、ソラナ(SOL)が証券として分類される可能性について懸念を表明した背景があるものの、トランプ政権のSECが規制緩和方針を示せば、商品か証券かの分類判断にも大きく影響する可能性がある。

米証券取引委員会(SEC)は昨日、急速に進化する業界にさらなる指針を提供するため、暗号資産タスクフォースの結成を発表している。

関連:米SEC、仮想通貨業界向けの特別タスクフォース設立

ブラックロックは買い増し

22日には、最大手資産運用会社ブラックロックが6億ドル相当のビットコインを購入したことが、ブロックチェーン分析プラットフォームのアーカム・インテリジェンスの調査で明らかになった。

アーカムのデータによると、この購入によりブラックロックのビットコイン保有量は569,343BTC(約580億ドル)に達した。この動きは、同社のビットコンETF(上場投資信託)「iShares Bitcoin Trust(IBIT)」への資金流入増加を反映しており、Lookonchainの報告によると、IBITは6,208BTC(約6億4,767万ドル相当)の純流入を記録した。

ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は世界経済フォーラム(ダボス会議)で、機関投資家からのビットコイン投資への関心の高まりに言及。機関投資家のポートフォリオにおける資産配分戦略の一環として、2%〜5%程度のビットコイン投資を検討する動きが出ていると指摘した。

フィンク氏は、こうした機関投資家の参入が進めば、ビットコイン価格が最大50万から70万ドルに達する可能性があるとの見方を示した。

同社のETF担当最高投資責任者サマラ・コーエン氏は、トランプ新政権下での規制明確化に期待を示す一方、「ビットコインはリスクの高い資産である」と投資家に慎重な姿勢を促している。

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/01 土曜日
13:15
ハイパーリキッドHIP-4、パーミッションレス予測市場をテストネットで有効化
分散型取引所ハイパーリキッドは、誰でも予測市場を作成できる機能をHIP-4のテストネット上で有効化したと発表した。ポリマーケットやカルシとの建玉規模の違いも解説する。
11:12
ビットコイン中心から転換したストラテジー、みずほなど複数証券会社が評価
ストラテジーがビットコイン一辺倒の資金配分から現金積み増しへ転換したことを、TDカーウェンやベンチマークが評価。両社は優先株の額面回復が経営の最優先事項だと分析している。
10:15
イタリア中央銀行、ステーブルコイン送金にコスト優位性なしと結論
イタリア中央銀行がステーブルコイン送金の実証実験結果を公表。伝統的な送金手段と比べ体系的なコスト優位性は確認できなかったとしている。
09:45
FIFAワールドカップ、予測市場での取引が3兆円規模に 公式NFTも盛況
チェイナリシスが2026年W杯が予測市場にもたらしたインパクトを分析。取引総額200億ドル規模となった。FIFA公式NFTプラットフォームでは10万人超がチケット購入権を取得した。
08:15
米財務省がイラン企業2社に制裁措置、デジタル資産決済による制裁回避も主張
米財務省は、イラン関連の新たな制裁措置を発表。今回のホルムズ海峡における制裁の要因となった活動には、デジタル資産の決済による制裁回避も含まれるとしている。
07:15
7件のビットコイン清算連鎖事例、価格の予兆信号は事象ごとに相違=研究レポート
研究者が7件のビットコイン無期限先物清算連鎖を分析した結果、相場崩壊の予兆信号は事象ごとに異なり、共通する指標は注文フロー変動の低下のみだったことが分かった。投資家は単一事象の予兆パターンを過信すべきでない。
06:35
暗号資産取引所BTCBOX、8月3日から段階再開へ
BTCボックスが運営する暗号資産取引所BTCBOXは、長い間停止していたサービスを8月3日から段階的に再開する。ログインにはパスキー認証、日本円出金には2段階認証が必須となる。
06:15
テザー財務報告書、ビットコイン冬相場でステーブルコインの超過準備金が半減
ステーブルコイン発行大手テザーは2026年第2四半期の決算で、資産が負債を上回る超過準備金が82億ドルから41億ドルへと半減したことを開示した。ビットコインや貴金属の評価額低下が背景にある。
05:50
ビットコイン専門ウォレット『コールドカード』流出被害が110億円相当に、ギャラクシーが算出
ギャラクシー・リサーチは、コールドカードの脆弱性に関連する流出被害が1196件のアドレスから1082.65BTC、110億円相当に達したと分析。自己管理型の利用者への影響が大きいことが明らかになった。
05:00
USDC発行企業サークル、ニューヨーク州から信託免許を取得
サークルがニューヨーク州金融サービス局から限定目的信託免許を取得したと発表した。ステーブルコインUSDCの発行体制強化に向け、規制対応をさらに深める。
07/31 金曜日
17:29
レイ・ダリオ、ビットコインは1%保有継続 増刷不可も量子リスクに警戒
米著名投資家レイ・ダリオ氏が英ポッドキャストで、自身のポートフォリオにおけるBTC比率が約1%のまま変わらないことを明らかにした。増刷できない強みを認めつつ、量子コンピューターや政府による監視・課税のリスクにも言及している。
15:32
アルトコイン相場、ビットコインから切り離され値動きに=ウィンターミュート
ウィンターミュート(Wintermute)は30日、2026年上半期のOTCフロー報告書を公表した。機関投資家の現物取引比率が過去最高の72%に達し、オルトコインのオプション取引高は半期比約3.4倍に拡大。銘柄の集中と長期保有の傾向を分析した。
14:20
ビットコイン長期保有者供給、月間21万7000BTC増=アナリスト
オンチェーン分析家ダークフォスト氏によると、ビットコインの長期保有者供給は12月以降増加が続き、直近は月間平均21万7000BTCのペースまで加速。強気相場時とは逆の動きだとし、需要面の弱さも指摘した数値の意味を整理する。
14:00
BIS主導「プロジェクト・アゴラ」、1.6億円相当のトークン化マネーで国際決済の実証実験に成功
BIS主導のプロジェクト・アゴラが、トークン化した中央銀行準備金・商業銀行預金による国際決済の実価値取引テストを完了した。日銀やMUFGなど28機関が参加し、平均80秒での決済を実証した。
13:18
ストラテジー、ビットコイン一辺倒から転換 準備金は動的配分へ
ストラテジーが決算説明会で、今後の調達資金を全額ビットコインに投じる方針を転換すると説明した。市況に応じてBTCとドル準備金を動的に配分し、デジタル信用(STRC等)の安定性を高める狙いだ。背景にある判断材料を読む。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧