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ブラックロック、米ストラテジーの株を5%保有 24年12月末時点

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ストラテジー株の保有量が増加

米資産運用大手ブラックロックは6日、米ストラテジー(旧マイクロストラテジー)の株を2024年12月末時点で5%(1126万2168株)保有していることを米証券取引委員会(SEC)に報告した。

今回の保有は、株の保有率が5%を超えた際にSECに提出する書類「SCHEDULE 13G」が公開されて明らかになっている。「Yahoo Finance」のデータによれば、ブラックロックはストラテジーの株を、2024年9月末時点で4.09%保有していた。

出典:Yahoo Finance

本記事執筆時点におけるストラテジーの株価は332.24ドル(約5万円)で前日比プラス7%超上昇している。「The Block」は、ブラックロックの取得単価は不明確だとした上で、保有する株は合計で約36億ドル(約5450億円)の価値があると試算した。

ストラテジーは、世界最大の暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の保有企業。本記事執筆時点では47万1107BTC(約6.9兆円)を保有している。

今月5日にはマイクロストラテジーから社名を変更したことを発表し、新しいロゴにビットコインを象徴する「₿」の文字とオレンジ色を採用して、ビットコイン事業を重視する経営方針をより鮮明にした。

関連マイクロストラテジーが「ストラテジー」へ改名、ビットコイン戦略を再強調

ブラックロックは、米国のビットコイン現物ETFを提供する企業の中で、最も多くのビットコインを運用する企業。本記事執筆時点のETFの保有量は58万5731BTC(約8.5兆円)だ。

なお、SCHEDULE 13Gは、株の発行企業(今回はストラテジー)の運営には関与しない株主が提出する書類である。

株の保有事例

最近は、ビットコインを保有する企業の株への注目度が高まっている。

先月には、米資産運用大手キャピタル・グループが、ビットコイン保有戦略を推進する上場企業メタプラネットの株式を5%取得したことがわかった。キャピタル・グループは、ストラテジーの2位の株主でもあるという。

また、同じく先月には、世界最大規模のノルウェーの政府系ファンド(NBIM)が、間接的にビットコインを3821BTC保有していることがわかった。

「間接的に保有している」とは、ストラテジーやメタプラネットなど、ビットコインを保有している企業の株をNBIMが保有しているということである。

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