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株式分割
東証上場のメタプラネットは2月18日、株式分割に関する取締役会決議を発表した。分割比率は1株につき10株とし、2025年3月31日を基準日として実施する。同社は2024年7月30日に10株を1株に併合した経緯があり、当時の株価は現在の1/5程度だった。
今回の株式分割により、発行済株式総数は39,468,334株から394,683,340株へと10倍増加する見込みだ。株式の流動性向上と投資家層の拡大を目的としている。
分割の効力発生日は2025年4月1日で、基準日は2025年3月31日と定められた。新株予約権の行使価額についても、分割比率に応じた調整が行われる。
新株予約権の行使価額は、調整前の5,555円から556円に、下限行使価額は調整前の2,555円から256円にそれぞれ変更される。これらの価額には1円未満の端数を四捨五入して算出している。
同社は、この株式分割に際して資本金の額の変更は行わないことを明らかにした。また、株主優待制度については現行を維持する予定だが、詳細は後日発表するとしている。
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