WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「暗号資産は金商法に位置づけが適切」塩崎議員が衆院予算委で質問 新アセットクラスとしての検討提言

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「新たなアセットクラス」とする議論

自民党の塩崎彰久議員(デジタル社会推進本部web3主査)は27日、衆議院予算委員会で暗号資産(仮想通貨)について質問。仮想通貨を金融商品取引法の中に位置づけるのが適切ではないかと述べた。

その際には、これまでの有価証券とは異なる新たなアセットクラスとするのが、投資家保護、市場の健全育成、分離課税の実現という様々な観点から見てバランスがいいのではないかと自民党内で議論していると続けた。

背景としては、暗号資産は1,000万口座を超えるほどアセットとして認識されており分離課税を求める声も多いことや、情報開示面など投資家保護の必要性を挙げている。

一方で、「有価証券」とみなせば海外では「セキュリティ」に分類されるもので、証券とは様々な制約を受けてしまう可能性もあると指摘。自民党としての考えを早ければ来週にでも公表できるように考えをまとめていきたいと話した。

従来のアセットとは違う暗号資産の性質を踏まえながら、金融商品取引法の対象とする方向性を探る姿勢を示した格好だ。

これに対して、西野太亮政務官が回答。金融庁は外部有識者との勉強会を重ねており、現在法令上は「決済手段」とされている暗号資産について「投資対象」とすることがふさわしいのかを議論していると述べた。

また、暗号資産を金融商品取引法の規制の対象にするか否か、また同法によって規制する場合は、アセットクラスや種別ごとの分類などをどのようにするのかも議論する必要性を示唆した。現時点では、こうした部分についてはまったく方針が固まっていないと話している。

西野氏は、「いずれにしても暗号資産取引市場がいかにして健全に発展していくのかということが重要」だとして、その観点から検討を進めていきたいと締めくくった。

なお、加藤財務相は1月の衆議院本会議にて、金融庁が暗号資産に関する制度の見直しを2025年6月末までに行う方針だと明らかにしていたところだ。

関連暗号資産の税制・制度、25年6月末までに検証 加藤財務相

トランプ政権もトークン分類作業中

日本政府も今後、暗号資産の分類について検討していく可能性があるが、米国では、トランプ政権下で新体制となった米証券取引委員会(SEC)がトークン分類について作業を進めているところだ。

すでにSECはミームコインについての見解を27日に発表。ミームコインは収益を生み出さず、企業の将来の収入、利益、資産に対する権利を付与しないため、「証券」には該当しないとの見解を示している。

一方で、あるプロジェクトが内実は証券であるものをミームコインと偽装している場合、そのプロジェクトの経済的実態に基づいて評価されるとも注意を促した。

関連米SEC「ミームコインは証券法の対象外に」 詐欺リスクへの注意も

ミームコインとは

インターネット上で話題になることで人気を集めるコイン。代表的なものにイーロン・マスク氏がSNSで言及することで取引量が急増したドージコイン(DOGE)がある。2020年にドージコインを踏まえてリリースされたSHIBA INU(SHIB)も存在。

米国では特に、バイデン政権下のSECが、様々なトークンを「未登録証券」とみなして仮想通貨企業に裁判を起こしてきた。その過程では、SECが証券性を判断する方法が恣意的だとの批判が業界やSEC内部からも上がってきた。

SECが今後、どのようなトークンが証券とみなされるかを明確化すれば、こうした状況が変化し、Web3企業もプロジェクトを進めやすくなる可能性がある。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/21 月曜日
11:57
ベトナムとオーストリア、仮想通貨の監督体制で連携へ
ベトナムの財務副大臣がオーストリア金融市場庁と会談し、仮想通貨監督分野での協力拡大に合意した。ベトナムは2026年内の初事業者ライセンス発行を目指している。
11:06
カナリー・キャピタル、セイ(SEI)現物ETFステーキング率90%を明記
米カナリー・キャピタルが「Staked SEI(スイ) ETF」のS-1修正案でステーキング比率を約90%と明記した。保管もBitGo単独体制に変更。Cboe BZXへの上場を目指すが、SEC承認はまだ得ていない。
10:33
ビットコイン、45週ぶり50週線奪還 底値確定のシグナルか=アナリスト
ビットコイン(BTC)が週足終値ベースで50週移動平均線を45週ぶりに上回った。アナリストは同水準の回復を弱気相場の底値確定シグナルと位置づけてきたと指摘。直近35日間で29%上昇した経緯を解説する。
10:04
バイナンスウォレット、IPO前企業に連動する新トークン提供へ
バイナンスウォレットが、IPO前の企業に連動する新トークン「Pre-Access」の提供を発表した。運営はパンケーキスワップで、対象は株式そのものではなく合成型の経済的エクスポージャー。参加条件や想定されるリスクを解説する。
09:45
セイラー氏、クラリティー法案の限界を指摘 当局主導の規制に期待表明
ストラテジー社セイラー会長が、クラリティー法案の妥協案に含まれる制限を指摘した。SEC・CFTCなど当局主導での規制整備を通じた業界発展に期待を示している。
08:40
ZetaChain、ZETAのソラナ移行・独自L1廃止を可決
ZetaChainのガバナンス提案68号が賛成99.4%・参加率58%で可決。ZETAはソラナ上のネイティブSPLトークンへ1対1移行し、独自レイヤー1は段階的に廃止する方針。詳細な移行時期は次回提案で決定する。
08:04
OTC保有ビットコイン、5年で4分の1に減少=アナリスト
オンチェーン分析ツールのクリプトクアントを引用し、アナリストDarkfost氏がOTCデスク保有BTCの急減を指摘。2021年9月の約50万BTCから現在は12万3,000BTCまで減少した背景と、需給構造への影響を読み解く。
09/20 日曜日
11:30
ビットコインFOMC通過後も底堅く、米金利と中東情勢が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は25bpの利上げを決定したFOMCを通過後も1210万円台で底堅く推移している。目先は米金利の動向と中東情勢による原油価格の変動が焦点で、高値レンジ内での方向感を模索する展開が続きそうだ。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(9/18)|クラリティー法案・日本の分離課税・米BTC準備金法案の動向まとめ
今週は、仮想通貨規制の米クラリティー法案の上院審議入り採決失敗、日本の分離課税、米下院金融サービス委員会のビットコイン戦略準備金法案可決に関する記事が関心を集めた。
09/19 土曜日
13:35
JPモルガン系ブロックチェーン決済網と英LSEG、24時間決済で提携
ブロックチェーン決済網のパーティアと英LSEG DiSHが常時稼働の決済銀行流動性で提携し、JPモルガンなど参加行が24時間365日の資金移動を可能にする新体制を築く。銀行間送金の効率化により、機関投資家の資金効率を高める。
11:45
「トークン化RWAのAUMが5兆円に到達」バイナンスが市場の現状と展望をレポート
バイナンスリサーチがRWA(現実資産)トークン化市場の現在を分析。運用資産総額は341.8億ドルに達しており資産の「活用度合い」が今後の焦点になるとした。
11:05
ビットコイン急騰、8万ドル台回復 SEC・CFTCの制度整備を好感|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは日本時間9月18日夜から19日未明にかけて急騰し、8万ドル台を回復した。今回の上昇は、クラリティ法案の審議停滞を受けて強まった政策面への悲観を、規制当局の具体的な対応が和らげた動きと捉えられる。
10:20
サークル社、独自チェーンArcのAIエージェント公開
サークル社は独自ブロックチェーン「Arc」向けのAIコーディングエージェント「Arc Studio」を発表。自然言語の指示だけでアプリを生成し、9つのブロックチェーンに対応している。
09:55
コインベース、米国で個別株の無期限先物上場を申請 規制緩和受け
米コインベースがCFTCに個別株の無期限先物上場を申請した。アップルやマイクロソフトなど約50〜60銘柄が対象で、年内の取引開始を計画している。米国の個人投資家が個別株のレバレッジ取引に参加しやすくなる可能性がある。
08:25
Bitcoin Japan、初のビットコイン購入へ 100万ドル上限
Bitcoin Japanが子会社経由で初のビットコイン購入を決定した。初回投資は100万米ドルが上限で、資金は7月発行の転換社債で調達する。同社の資産運用戦略が実行段階に入ったことを示す。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧