海外の金融メディア「Finance Magnates」によると、スイスのネット銀行「Dukascopy」が、スイス金融市場監査局(FINMA)によるICOの認可を受けたことが明らかになった。
ジュネーブを拠点に、リテール向けFX事業も展開する同社は、2019年の5月初めに仮想通貨「Dukascoin」のパブリックセールを予定。
また、それに続く形で「Dukasnote」という、テザーやUSDCの仕組みに類似したステーブルコインの発行も予定している。
現在、同社はパブリックセールに向けた最終調整を行っているが、規制に関する要項の全てをクリアしていることがFINMAより認められている。
なお、FINMAは今年2月、ICOのガイドライン発行を行なっており、スイス当局の仮想通貨への積極姿勢がうかがえる。同国は、”クリプトバレー”と呼ばれるツークを擁し、仮想通貨(ブロックチェーン)先進国の一つとされる。