
メタマスクにSOL導入
仮想通貨ウォレット大手のメタマスクは5月27日、ブラウザ拡張機能でソラナ(SOL)ネットワークの統合を開始したと発表した。ユーザーはイーサリアムとソラナアカウントを単一インターフェースで管理できるようになった。
新機能により、ソラナベースのトークンの送受信、スワップ、ブリッジ、購入が可能となった。ソラナdAppsとの連携も実現し、メタマスクの強化されたセキュリティ機能により保護される。
ユーザーは新しいソラナアカウントの作成や既存アカウントのインポートが簡単に行える。メタマスクが残高を自動検出し、最適価格でのトークン購入やイーサリアムからソラナへのブリッジ機能も提供するという。
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同社は「複数ウォレットの管理が煩雑な問題を解決する」と説明。モバイルアプリでの統合は数週間以内にリリース予定で、今後数か月でより多くの非EVMネットワークを追加する計画だ。(EVMはイーサリアム系チェーン(アービトラムやベースなど)のことを指す。)
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