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トランプ一族関連のWLFIトークン、取引解禁承認 99.94%の賛成票で

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

取引解禁へ

ドナルド・トランプ米大統領と一族が支援する仮想通貨プロジェクト「World Liberty Financial(ワールド・リバティ・フィナンシャル)」のガバナンストークン保有者が、WLFIのアンロックを承認した。7月9日にWLFIチームが提出した提案は17日に99.94%の支持で可決され、取引が可能になる予定だ。

この承認によりトークンの価格発見の道が開かれる。ワールド・リバティは0.015ドルと0.05ドルの2段階でWLFIトークンを販売していた。当初は譲渡不可能だったが、保有者にはプロトコル決定への投票権とトランプ大統領へのアクセス権が付与されていた。

WLFIチームは提案で「コミュニティの意見を求め、トークンの取引開始を正式に始動する」と説明している。「これはワールド・リバティ・フィナンシャル・エコシステム発展の重要な節目となり、より幅広いコミュニティ参加とプロトコル開発への扉を開く」と強調した。

関連:トランプ一家のWLFI(ワールドリバティ)とは?トークンセールなど注目のDeFiプロジェクトを解説

承認を受けて次のステップが実行される予定だ。Sumsub経由でのKYC再審査、適格な早期支援者への配布開始、残りのアンロックに関する2回目の投票によるコミュニティガバナンス開始が含まれる。また、TRMラボ経由での取引監視とエコシステム拡張、パートナー統合も継続される。

同プロジェクトは総供給量1,000億トークンのうち約300億トークンで5.9億ドル以上を調達済みとされる。共同創設者のザック・フォークマン氏は、企業財務にWLFIトークンを組み込みたい上場企業から「多大な関心」があると明かした。新モバイルアプリの開始とUSD1ステーブルコインの初回証明報告書公表も予定している。

関連:トランプ氏のSNS『Truth Social』とは?仮想通貨市場に与える影響とTMTGの戦略

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