元本の95%まで回収
破綻した仮想通貨取引所FTXは19日、債権者への第3次弁済として約16億ドル(約2400億円)を9月30日から支払うと発表した。承認された債権保有者は弁済サービス提供者のビットゴー、クラーケン、ペイオニアから1~3営業日以内に資金を受け取る予定だ。
今回の弁済では債権クラスごとに異なる弁済率が適用される。ドットコム顧客債権は今回6%の追加弁済で元本の78%まで回収、米国顧客債権は40%弁済で元本の95%まで回収できる。
また、一般無担保債権とデジタル資産ローン債権はそれぞれ24%弁済で元本の85%まで回収となる。利便性債権は120%の弁済を受けるという。
FTXは2022年後半、顧客預金の不正使用が発覚し破綻した。回復信託はサリバン・アンド・クロムウェルなどの助言を受け、資産清算と訴訟を通じて顧客への資金返還を進めている。
2024年と2025年の前回弁済で既に数十億ドルが債権者に返還されている。今回の第3次弁済により、特に米国顧客は預けた資金の大部分を回収できることになる。
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