予測市場をローンチ
ソラナ(SOL)ブロックチェーン上の分散型取引所(DEX)アグリゲーター「Jupiter(ジュピター)」は22日、予測市場のベータ版をローンチしたことを発表した。
予測市場プラットフォーム「Kalshi(カルシ)」の流動性を活用しており、現在はジュピターのプラットフォームからF1のメキシコグランプリの勝者に賭ける契約のみが利用できるようになっている。
予測市場は暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン領域で最近注目を集めるユースケースの1つ。仮想通貨ウォレットのメタマスクも今月、2025年内にメタマスクのプラットフォームから、カルシの競合である「Polymarket(ポリマーケット)」にアクセスできるようにする計画を発表した。
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ジュピターの予測市場も他のプラットフォームと同様に「Yes」か「No」に賭ける形式で、結果に応じて勝者総どりとなる。例えば、F1のメキシコグランプリでは各ドライバーに「Yes」と「No」が設けられている。
なお、上述した通り現在はまだ予測市場はベータ版で、テストを兼ねているとジュピターは説明。最初は利用に制限も設けている。
ジュピターに取材した「Cointelegraph」によれば、2025年末までには予測市場の本格的なローンチを行う予定だ。
カルシの動向
カルシについては、同社がベンチャーキャピタルから新たに出資の申し出を受けていることがわかった。複数の情報筋の話として「ブルームバーグ」が23日に報じた。
この出資におけるカルシの評価額は100億ドルから120億ドル(約1.8兆円)、もしくはそれ以上の額になる見込みだという。情報筋の1人は、新たな資金はポリマーケットとの競争をサポートする可能性があると述べた。
予測市場は機関投資家からの注目度も高まっている。カルシについては今月、評価額が50億ドル(現レートで7,630億円)で3億ドル(同約458億円)の資金を調達したことが明らかになったばかりだ。この出資には、セコイア、アンドリーセン・ホロウィッツ、パラダイムらが参加している。
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